水星からやって来たリロイ・ブラウン~Leroy Brown from Mercury~

埼玉県民サラリーマンの徒然なブログです。

生ビール群雄割拠

2014-11-15 19:52:39 | C2H6O
こんな記事を見つけました。

アサヒ優勢…外食・居酒屋でビール銘柄替え加速 “縄張り争い”激化(フジサンケイビジネスアイ) - goo ニュース

居酒屋でビールはプレモルしか呑めないことを嬉しく思わない私にとってはようやく兆しが出てきた記事です。

プレモルって香りが強すぎて私の好きなビールらしさの苦味や喉越しの良さが足りない。誘われた飲み会でプレモルを出されると仕方なく付き合ってる感があります。2杯目は瓶ビールで違う銘柄にしたり違うお酒にスイッチしたり…プレモルは苦手なビールです。

5~6年前からプレミアムモルツを置くお店が増えてきたなぁと感じていました。ファミレスやイタリアンレストランなどでよく見るようになり、食事がメインのお店には香りがしっかりしているビールの方が向いてるのかなと勝手に自分の中で整理していました。しかし数年前からはプレモルを置く焼鳥屋さんをよく目にするようになったと思えば、大手居酒屋の庄屋もプレモルを生ビールに置くようになりまして、行くお店がなくなってきたなぁと残念に思っていました。

記事の中ではまるでアサヒビールが味の勝負ではなく金を使って市場拡大してるように書かれていますが、お店で飲む生ビールっていわゆる商業用ビールなわけですからお店にあわせたビジネス展開をしてるのは当たり前。サントリーだってビール事業の長い赤字時代から脱却して上昇基調の5~6年前には商業用ビジネス展開にありとあらゆる手段を使ったんだと思います。特に新しいお店ほどプレモルを置くことが多かったし。

プレモルが世に出てきてアサヒビール市場を奪っていった。そしてまたアサヒが取り返してきた。この流れを時系列で見ると、まるで民主党が躍進してピークに政権を取ったけど、衰退していくのと同じように見える。円高から円安の動きが関係しているのか、政局変化による風当たりなのか分かりませんが何かの
ビール業界と政治の因果を感じるのでした。

とは言え私にとってはキリンラガーが1番のお気に入り。キリンラガーはウチの常駐ビールです。キリンラガーの生を出してくれるお店ってあまり居酒屋にはありません。ラーメン屋さんとかおそば屋が多いです。きっと店主の好みなんだと思う。

飲む人にとってはビールは嗜好品なので個性が求められて当たり前ですが、商業用ビールとしては当たり障りが少ない万人受けするバランスが取れたビール程、大きなお店にあるべきだと思う。そう考えるとプレモルよりもスーパードライや黒ラベルの方が適してると思うんです。

ビール好きの理想としてはいろんな種類の生ビールが揃ってること。こんな感じでサーバーが並ぶのが欧州のよく見る居酒屋です↓


国が変われば大衆居酒屋に並ぶ生ビールの数が変わる。。。やっぱり政局が変われば生ビールの銘柄が変わることもありえるのかな。ビール党でも立ち上げようかな。お店にとってもビール好きにとってもハッピーな国になって欲しい。美味しいビールを作れる人がいっぱいいるのだから。


Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 霧の影響で | TOP | 荒川方面に散歩 »
最新の画像もっと見る

post a comment

Recent Entries | C2H6O