水星からやって来たリロイ・ブラウン~Leroy Brown from Mercury~

埼玉県民サラリーマンの徒然なブログです。

The Hinds Head in Bray

2012-12-08 18:21:28 | グルメ
我々が住む街と隣りの街の間にある小さい村ブレイ。
クルマで行くことしか出来ないぐらいの距離。
しかも途中にすれ違うことも出来ない相互通行の道路があるぐらい奥まってる集落。

日本同様にイギリスも街と街の間の村はやや廃れた感じになりやすいのですが、
ここブレイはちょっと違いまして、訪れる人が止まない。

それはとてもグルメなエリアだから。ミシュランガイドの3つ星レストランが2つもある。
イギリス国内に3つ星レストランが4つしかない中、ここに2つもあるんだからスゴイ。

なんかそう言うとお高すぎて僕ら庶民にはつりあわない感じがしますが、
ココには兄弟店のガストロパブもあるのです。
今日は近所の友人夫妻が誘ってくれてランチしてきました。

正面にThe Fat Duckと言う3つ星レストランがあり、同じオーナーがガストロパブを置いてくれてます。
プラダの前にミウミウがある感じ。

このガストロパブ(The Hinds Head)は15世紀からの飲み屋。ちゃんとバーカウンターもある。


こちらのビール売り場にはIPAと言う文字をよく目にします。
これはイソプロピルアルコール…つまり低級アルコールのことで…と言うのは僕の間違いで、
インディア・ペールエールと言う琥珀色のエールであることを示しています。

ビール党でありながら今日まで知らなかったことが恥ずかしい…

今回僕らを誘ってくれた友人夫妻は旦那さんがイギリス人。いろいろ楽しいことを教えてくれる方です。
同じ街に住んでいるのですが、今の家を売って近々引越す予定。
ウチはウチで帰任の匂いがプンプンと言うことでお互いターニングポイントのランチです。
いろいろな会話が弾む中、1皿目が運ばれてきました。

ビートルートとゴートチーズの洋ナシ和え


ちょっとこりゃ豪華じゃないですか。昼からミシュランシェフがやってくれます。
嫁のほうはサバを選んでました。こちらもゴージャスです。



えっと、これはイギリス料理です。
イギリスは料理がマズイとか言われますが、ちゃんと美味しいのがあるんです。
それもそのはずここのオーナーであるヘストンさんは世界トップ20に入る腕利きシェフ。

メインコースは仔牛のステーキ。


メッチャ旨い。柔らかいし。こんな柔らかいステーキ初めて食べた。
ここはイギリスのパブらしくチップスもあります。これまたTriple cooked Chipsと言う拘りの品です。
外はサクサク、中はホクホクのチップスです。

すごいな大英帝国勲章シェフ。とことん拘ってるなぁ。
この仔牛ステーキは最高だな。メニューは毎日変わるようだ。ラッキーチョイスです。


噂には聞いてたブレイですが、ホントに凄かった。
ロンドンに日本食を食べるよりも安いし…ビックリだな。
このガストロはパブだからランチであればお子様もOKっぽかった。予約必須ですが。。。
隣りでは誕生日パーティやってた。

また予約して来よ。

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