梅の花を見つける。

寒波が猛威を奮う厳しい寒さが続く今年の冬。

それが和らいだこの週末。梅の花を見つけました。

今日父の一周忌を行ったお寺で。

寒さが厳しい2月に体調を崩した父。

命日より少し早く法事を行うため、ちょうど１年前は、意識がある入院中の父と最後に言葉を交わした日でもある。

あの時もっとこうしていればとか、もっと最善な方法はあったのでは？と思ったり、

父は果たして幸せだったのだろうか？と思ったりもする。

我が家の暦の中に父の命日が追加され、それが毎年やってくると思うと、

とても受け入れがたい気分になる。

持病の多かった父だから、きっと今日集まってくれる皆の健康を案じていると想像する。

残された我々は健康に過ごすことが、父を安心させることだろうと私なりの結論を導いた。

そしたら、住職がお勤めの最後に同じような教えを説いてくれて、とても安心した。

住職の教えがあったからか、多くの親族が集った会食は決して湿っぽくなく、和やかだった。

父はきっと満足してるだろうと思う。

厳しい冬が終わりに近づく曲がり角のような、梅が咲く時期だと思うと、来年も迎えられる気がする。

とても良いお寺に出会ったんだな。