渇いた大地に
久しぶりにまとまった雨が降りそそぎ
もう間もなく満開を迎えようとしている
つつじの花たちが
微笑んでいるかのよう
しっとりと
ひんやりとした朝
4月のもう間もなく終わりを迎え
あたらしい季節・・・そしてあたらしい時代を迎えます
今月末訪れる八ヶ岳高原ロッジでの展覧会も
早いものでもう7年目を迎えます
年2回のペースで春と秋に開催してきたロッジでの展覧会も14回目になります
当たり前ですが、今年の秋の展覧会で15回目・・・
これまで20年近く展覧会活動をしてきて
たくさんの出会いがありました
作品作りをしていると、ふとお客様の顔が浮かんで
その時交わした会話、表情、空気などが
よみがえってくることがあります
いろんな・・・ほんとうにいろいろな出会いに恵まれ
こうして作品作りを続けてくることができたことに
心からありがとうの気持ちで、ココロとカラダがあたたかくなります
祈りと感謝
ちいさくて
見落としてしまいそうな
ちいさな草花・・・
ちいさな命・・・
こうして、季節を迎え、花を咲かせ
あたらしい葉を芽吹き
作品にあたらしい息吹をもたらしてくれます
日常のなかにある
当たり前のように感じている
自然がつくりだしてくれるうつくしい景色
草木、光、水、空・・・
それらは当たり前でなく、1つとして、一瞬として同じ表情の時はなく、
いまというこの瞬間が、世界でたった1つしかない大切で、尊い時だということを
教えてくれているかのようです
あたりまえのように何気なく生活しているなかにも、
見落としてしまっているだけの
うつくしい景色があるものです
それは、自然という景色の中だけにでなく、人と人との出会いの中にも
人と人との触れ合いの中にも、そうしたうつくしい景色は、確かにあるものだと感じています
作品つくりをとおして、祈りと感謝を感じる日々です
来週はじまる展覧会、笑顔にあふれた展覧会になればと思います
新緑がうつくしい高原ロッジで、作品たちと、笑顔でお迎えしたいと思います
皆さんの笑顔にお目にかかれますこと、楽しみにしております
きょうも
あたたかな笑顔を贈りあえる素敵な日になりますように