新刊の森

人文分野を中心に、できるだけその日に刊行された面白そうな新刊を、毎日三冊ずつ紹介します。役立ちそうなレシピにも注目。

これを読んでまた映画を見直したい「すごく科学的: SF映画で最新科学がわかる本」

2018年11月19日 | 新刊書
すごく科学的: SF映画で最新科学がわかる本
著者 : リック・エドワーズ マイケル・ブルックス


これはすばらしい企画ですね。
SF映画はたくさんありますし、その科学的な裏付けは、ハードSFなら
どうしても問われなければならないものです。
「2001年宇宙の旅」では専門家による考察の本も出ているくらいです。
また「宇宙戦艦ヤマト2199でわかる天文学: イスカンダルへの航海で明かされる宇宙のしくみ」という本もありました。
この本を読んで、また映画を楽しみたいですね。
本日の一押しです。




制作 : 藤崎 百合
草思社 (2018年11月19日発売)
本 (367ページ) / ISBN・EAN: 9784794223623


作品紹介・あらすじ
絶滅種再生や人工知能、ブラックホールにゾンビまで。
映画から科学の最前線が見えてくる!

「デロリアン」は理論的に可能?――バック・トゥ・ザ・フューチャー
遺伝子操作で賢いサルは作れる?――猿の惑星
人間の行動を変える病原体が存在する――28日後…
カンフーを脳にインストールする方法はある?――マトリックス
火星旅行が健康に与える影響は?――オデッセイ
絶滅種の再生は原理的には可能――ジュラシック・パーク
……などなど!

初歩からわかるあっぱれな解説で、映画の世界が、現実の科学者の挑戦(と危険な実験!)や、私たちの日常へと結びついていく。『エイリアン』『猿の惑星』から『インターステラー』『エクス・マキナ』まで、新旧名作SF映画の科学に正面から切り込んだ、笑いも無駄に詳しい知識も満載の一冊。映画よりも面白い!

【本書に登場する映画】
『オデッセイ』……火星旅行は身体に良い?
『ジュラシック・パーク』……絶滅種は再生すべき?
『インターステラー』……ブラックホールで何が起こる?
『猿の惑星』……遺伝子操作でチンパンジーは人間並みになる?
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』……タイムトラベルでできること
『28日後…』……ウイルス感染で人間はゾンビになる?
『マトリックス』……人間はシミュレーション世界を生きている?
『ガタカ』……遺伝学は完璧な人間を生み出す?
『エクス・マキナ』……人工知能は意識を持つ?
『エイリアン』……地球外生命体に会いたい?




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