新刊の森

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トランプ現象を理解するためにも必読。「FEAR 恐怖の男 トランプ政権の真実」

2018年12月01日 | 新刊書
FEAR 恐怖の男 トランプ政権の真実
ボブ・ウッドワード (著), 伏見 威蕃 (翻訳)


トランプ大統領は、アメリカ史だけではなく、世界史に残る大統領になるだろう。
すぐれた業績によってではなく、時代を象徴する現象としてである。
世界のどこでもトランプ現象が出現する可能性があるのであり、
トランプという人物はそれをたんに代表しているだけなのだ。
この書物はそのトランプという人物を解剖した書物の決定版とみなされている。
トランプ現象を理解するためにも必読の書だろう。


単行本: 536ページ
出版社: 日本経済新聞出版社 (2018/12/1)
言語: 日本語
ISBN-10: 4532176522
ISBN-13: 978-4532176525
発売日: 2018/12/1

内容紹介
NYタイムズ 3週連続ベストセラー第1位! (2018/9/24~2018/10/14, Nonfiction)
11週連続トップ10入り! (2018/9/24~2018/12/09)

ここは、すべてが狂っている
衝動に満ちたトランプの意思決定を暴いた全米大ベストセラー!
FEAR: Trump in the White Houseの日本語版!

感情的になりやすく、気まぐれで予想のつかないアメリカ大統領の言動に世界が翻弄されている。
ホワイトハウスのスタッフは大統領の危険な衝動と思いつきを故意に妨害し、国を動かしている。
世界一の強国の意思決定はいま狂気に満ちている。本書は、その物語である。
ニクソンを退陣させた伝説の記者、ボブ・ウッドワードだから書けたトランプとホワイトハウスの真実。
政権内部を知悉する重要人物らに数百時間にわたる極秘インタビューを敢行。
会議メモ、部外秘のファイル、文書、個人の日記といった一次情報から大統領執務室、エアフォース・ワン、ホワイトハウスでトランプ大統領の狂気の意思決定がどのように行われているかを暴く。

著者について
ボブ・ウッドワード
米国を代表するジャーナリスト。1943年生まれ、イェール大学卒。47年間にわたりワシントン・ポスト紙の記者、編集者を務める。同紙の社会部若手記者時代に、同僚のカール・バーンスタイン記者とともにウォーターゲート事件をスクープし、ニクソン大統領退陣のきっかけを作ったことで知られる。このときの二人の活動から「調査報道」というスタイルが確立され、また同紙はピュリツァー賞を受賞した。
ウッドワードはその後も記者活動を続け、2002年には9.11テロに関する報道でピュリツァー賞を再度受賞。『大統領の陰謀』『ブッシュの戦争』『ディープ・スロート 大統領を葬った男』など、共著を含めた18冊の著作すべてがノンフィクション書籍のベストセラーリスト入りを果たしている。そのうち12冊は全米№1ベストセラーとなった。現在はワシントン・ポスト紙副編集長の責にある。


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