lilyalley*路地裏で逢いましょう

おだやかにゆるやかにたゆたう日々の記録
文章散文詩の盗用(パクリ)著作物の無断使用お断り致します

水の綺麗な場所へ

2024年01月07日 | 街と珈琲(one day)
 

 

 

 
 

 

 

つめたい青空が

ずっと遠くまで広がって

どこまでも透過しているようでした

 

 

もうずっと前から

どこか水の綺麗な場所へ行きたいと

そう思って暮らしているのですが

 

 

なかなか遠出ができないので

近くのお不動さんに出かけてきました

 

 

 

 

 

 

そこはあかるくて 

つめたくてやさしい

そんな気配がずっとしていました

 

 

 

 

 

 

 

ふと見上げた先に

絵馬がぶら下がっていました

 

 

 

 

 

 

 

見るつもりはなかったのですが

太く大きな文字が

うっかり目に入ってしまったのでした

 

 

 

 

 

 

ものすごく大きな文字で

家族が元気でありますように

とだけ書いてありました

 

 

 

 
 
 

 

 

・・・まいりました

今の状況もあるのでしょうが

涙がどんどん滲んできました

 

 

けれども今は

人様の絵馬の前で泣いてしまうような

そういう女性になりたくなくて

 

 

なんとか

目がちょっと充血していてマスカラが滲んでいる人

くらいにおさめることができた、と信じています

 

 

 

 

 

 

つめたくてあかるい

美しい青空は日暮れまで続きました

穏やかな夜を lilyalley🌼

 

 

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18 コメント

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Unknown (バディボギ父さん)
2024-01-07 23:27:11
お不動さんのお水、清らかですね!
山で、どこまでも澄んだ川や湧き水に出会うと、
まさに月並みですが、心が洗われます!
「家族が元気でありますように」
簡単ですが、すべての願いが凝縮されています!
その思いが琴線に触れるのは誰しもでしょう。
古銭のような石は何かな?
返信する
Unknown (tanpopo202246)
2024-01-08 01:08:56
lilyさん。こんばんは。
こんな真夜中ですが…
なんだか、コメントしたくなりました🙇‍♀️

ご訪問、リアクションありがとうございます。

他人さまの絵馬に、涙が溢れる、
ありますね。「家族が無事で」
今の状況、そうではなくても、
被災地の方々も、普通に暮らしている人も、
家族の無事は、切なる願いです。

あの元日の夕方の、大地震、続けて起きた
羽田の航空機事故…

やりきれない思いと、空虚な心で、
なんだかなにも手につかない一週間でした。

親戚知人は、能登地方にはいないのですが、
2011年の東日本大震災を思い出し、とにかく悲しくて空虚です。(こちらも親戚は
居なかったのですが。)

ただ悲しんでいても、被災者の方々には
何の助けにもなりません。

中学生の、孫と今日話しました。
せめて義援金を送ろうと。
微々たる金額しか寄付できそうもないけど、
なにかの役に立って欲しい。
それは自分の気持ちを落ち着かせるのが
一番の目的みたいで、なんか不純かなとも思う
のですけど。

青空を見上げても悲しみがわきますね。

そして、東京の空は青い…
東京を離れて、47年が経とうとしています。
たまに帰る、東京の冬の空は、眩しいほどの
青。ほんとにそうです。
青過ぎて、悲しくなったこともありました。
今は亡き母や伯母を見舞い、空港へ向かうJRの
車窓から見上げた時の真っ青な空。

長々と書いて、ちょっと脱線しました🙇‍♀️

lilyさんもいま、私と同じような気持ちでいらっしゃる。
と、勝手に思ってしまいました。
ご迷惑をかけました。(真夜中ですし😅)

しばらく、ブログは休みます。
でも、またシレッと始めると思います。
返信する
Unknown (keiko(けいこ))
2024-01-08 07:25:29
素敵な心優しいリリーさん♡おはようございます。

お水のこと〰例のアレで 手水舎のお水が止められいた、、それから 暫くして出るようになって 嬉しい気持ちになった、、→それなことを以前にリリーさんのブロクにコメントしました。
水、、特にその清冽な様子は心洗われますね。
返信する
Unknown (lilyalley)
2024-01-08 08:28:42
バディボギ父さんへ

おはようございます。

そうなんですよね✨
わたしもたまに、
そういう場所に行きたくてたまらない気分になることがあります。

こちらのお不動さんには数年ぶりにお参りしましたが、
いつも清潔な空気を感じることができます。

この石は蹲踞(つくばい)です。
中央の水をためる部分が口という字になっていまして
吾唯足知(われただたるをしる)と読むことができます。

元々は京都の龍安寺の石庭の先の茶室の露路にあるもの(ただし複製)です。
わたしはこの石庭が大好きで、
多分ですけど数十回は出かけているような気がします。

ちなみに今回わたしが出かけたのは都内ですけども
たまにお蕎麦屋さんやお料理屋さんとかにも置いてあるようです🌼✨lily*
返信する
Unknown (lilyalley)
2024-01-08 08:55:17
@tanpopo202246 さまへ

おはようございます。
こちらこそコメントありがとうございます。

家族の無事を願う言葉は、
絵馬に書かれる言葉としては珍しくないのかも知れませんが、
その時はやはりものすごく胸に迫るものがありました。

安否確認の取れない方が今もずいぶんいらっしゃるようで、
そのことがよぎったのかも知れません。

しかしながら今ここで、
わたしごときが泣いてはなるまいと思いました。
その時はそう思ってこらえておりましたけれども、
でも今考えるとなんだかそれもヘンなのかもしれませんね。

お孫さんとお話をなさって寄付を決められたとのこと。
そういう時間を持たれること自体がすばらしいと思いました。
誰かを助けることがご自分を助けることになるということは、
きっとあると思います。
なのでけして不純ではないと思います。

東京の空は今日も青いです。
この季節は時に透明度も高くて美しいと思います。
青すぎて悲しいというお気持ちとてもよくわかります。

わたしの記事の中の、
へっぽこな青空の画像も少しはお役に立てているなら幸いです。
いつかまた美しい青空を見にいらしてくださいませ✨

お返事が朝になってしまいましてごめんなさい。
ブログをしれっと始められる日を心からお待ちしております🌼✨✨lily
返信する
Unknown (lilyalley)
2024-01-08 09:08:38
記憶力も半端ないですね!
脳トレ不要🩵美人のkeikoさんへ

おはようございます。

お水のお話よくおぼえていますよ✨

手水舎が例のアレでぐるぐる巻きになっていたのが
控えめに解放されていてうれしかったというような記事を書いて、
美人のkeiko嬢にものすごく同感していただき、
さらに嬉しくなってしまったという記憶があります🩵✨

水の綺麗な場所が好きすぎて、
なのにずっと遠出をしていないものですから、
さらに恋しい気持ちになってしまいます。

ちょっとした遠距離恋愛などになら、
おそらく負ける気がまるでいたしませんよ😆🩵✨lily*
返信する
家内安全 (りんご)
2024-01-08 10:45:56
「家族が元気でありますように」
いまだからこそ、尚一層胸にズン!とくる言葉かもしれませんね。

若い頃は「家内安全」とかのお守りを
当たり前すぎてありがたいとも特に思っていなかった気がします。
人生を一歩ずつ歩んでいくうちに
それがいかに大切なことであるかを実感するようになりました。

信州は水自慢の街が多いですよ。
是非一度いらしてくださいね
そうそう!写真の石仏を見て思ったのですが
安曇野辺りは双体道祖神があちこちにあります。
観光用に新しく作られたものも多いですが
古いものは200~500年前のものもあるようです。
一時期ハマって双体道祖神巡りをしていたこともあります。
返信する
水の都 (tsakae)
2024-01-08 11:19:36
水の都 といえば 
湧き水豊富な 松本市

安曇野もそうですが やはり北アルプスの
雪解け水のおかげでしょうかね。

吾唯知足 と 龍 に花一輪
絵になる 一枚です。
返信する
lilyさんこんにちは (ガーベラ)
2024-01-08 13:19:40
凜とした佇まいに
lilyさんの力強さを感じています。

お正月の空気感が此方にも伝わってくるような

佳いお年になりますよう!
返信する
Unknown (kinshiro)
2024-01-08 15:16:16
こんにちは

清い水を見てると、色々邪念があっても洗われる思いになります。
無心に見つめる時もあります。

絵馬の言葉に涙するリリーさんの気持ち、胸に来ます。
分かります。
世界を見ても戦争。
国内ではこの惨事。
命に勝る物無し、ましてせめて家族だけでも健やかであってくれれば・・
叶わぬ思いを抱える方がまた増えてしまいました。
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