今日は春男について書きます。
春男は結石が出たり、トイレ問題が解決しなかったりと色々あったけど、うちに来てから1年以上経って先住猫のみーちゃんと一緒に楽しく暮らしていた。
そんな矢先に再び事件が発生した。
私がスーパーで買って来た手羽先のお惣菜を温めて食べようと冷蔵庫から出した時、物が落ちた音がした。
気になって手羽先のお皿をうっかり床の上に置いて見に行ってしまった。
結局大した事ではなかったからすぐに台所に戻った。
戻って来たら、明らかに手羽先の数が1本減っていた。
勘違いかと思ってお惣菜の入っていた入れ物を何度も確認したけど、確実に1本少なかった。
猫が台所に来た気配はなかったけど、まさかと思って猫達の所に行ったら、びっくりした顔をしたみーちゃんがいた。
みーちゃん
『絶対みーちゃんじゃない。』
残る容疑者は春男だけ。
春男は自分のケージに入っていた。
後ろ姿だったから、後ろから素早く確保した。
捕獲した春男を確認すると、しっかり手羽先を咥えていた。
茹でただけの手羽先ならまだしも、タレがしっかりかかってる人間用の食べ物だから慌てて取り返そうとした。
でも春男はとんでもない食いしん坊のゴン太猫。
手羽先を引っ張って取り返せる筈もなく、噛まれる覚悟で春男の口を開けて回収しようとしたけど、春男は春男で意地でも食べたくて私の腕を蹴る、引っ掻く、唸るのトリプルパンチでまるでサスペンスの揉み合いのシーンみたいな状況だった。
私も必死にしがみついて、何とか春男が食べる前に回収出来た。
慌てて台所のドアを閉めて手羽先を片付けて、
手を洗ったら、腕から流血していた。
猫と暮らしてると多少の引っ掻き傷があるのは当たり前だし、案外見た目程痛くない。
でもこの時の傷は水が堪えるくらい痛かった。
だけどこの1年ぐらい前にあった額の流血事件に比べたら、まだマシだと思って笑える自分がいた。
(額の流血事件については『春男のこわいもの。』似たような事件は、『春男の好きな物。』に記載しています。)
ちょうど夏の時期で半袖だったから、私の腕を見た人からもれなく何があったのか聞かれた。
こうなった経緯を話すと笑い話になったから、ある意味怪我の功名だったと思う。
この時の画像や動画がないのが残念だけど、あの状況で撮影出来る訳がない。
この続きはまた今度書きます。
お気に入りのハウスの上で寝ている今日のみーちゃんの画像。
最近は何故かハウスの上で寝るのが好きらしい。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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