そんな○○に魅せられて

ブルックリンで警官を射殺

先月の大陪審判決から抗議行動が続いているNYCですが、
今日はとうとう、ブルックリンで警官2名が「報復」として射殺されるという事件が発生しました。

Gunman executes 2 NYPD cops as ‘revenge’ for Garner

米NYで警察官2人が射殺される、容疑者も死亡

記事中では、「リベンジ」とあるものの犯人の男性は危険行為等で前科があり、
私個人の感想としては、100%純粋に義憤が動機の行動、とも言い難い印象ではあります。

事件があった地区は、もともとは長らく黒人のコミュニティーだったところです。
最近は急激にジェントリフィケーションが進み、黒人以外の人たちも移り住んできています。
旧住民と新住民の間に表立った対立はないですが、お互い仲良くしている風でもありません。

暴力的な抗議行動は慎もう、と各方面から呼びかけがなされている中で起きた事件。
どうしてこのタイミングでこういう行動に出てしまうのだろうと、とても残念です。
おそらく、警察側からの警備強化の口実になるのではないかと思えます。

ここであれこれ私が考えたところで、双方からきっと
日本で生まれ育ったお前にはわからないだろう
と言われてしまうのがオチだろうとは思いますけれども、
部外者だから見える問題もあるわけで…。

突き詰めていくと、もう感情論とか生理的に無理とか、理屈で説明できない部分に行き着きそうで
そうなるとやっぱり根本的に全面解決は無理なのかと。
嫌いな人を好きになれって言われても~、みたいな。

となると、どのあたりが妥協点なんでしょうね。

日本人だったら
「ここはまあ、丸く収めて」とか「お互い様」とか「落しどころは」とか「喧嘩両成敗」とか
いろいろありそうなんですけど。

…こういうの通用しないでしょうしね。
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