毎年各国でいわゆる話題作や大作が封切られますね。
しかし、アメリカでは、ソニー・ピクチャーズエンタテインメントの「The Interview」という映画が
上映中止に追い込まれてしまい、映画業界、国を巻き込んでとほほな状況に陥っております。
米大統領「北朝鮮に相応の対応」 ソニー映画攻撃で 映画公開中止は「間違い」
が、日本ではお正月映画は「妖怪ウォッチ」が大ヒット上映中!と明るい話題になっているのですね。
映画「妖怪ウォッチ」公開2日で16億突破だニャン! 東宝史上最高記録を樹立
NY在住の日本人の子どもたちの間でも、妖怪ウォッチは既に大人気です。
日本語のわからない子どもや大人も、キャラクターを見せると、特にカワイイもの好きのかたからは
ビビッドな反応が返ってきます。
妖怪の名前が日本語の駄洒落になっていたりするので、実は子どもたちの日本語学習にも役立っています。
例えば「メラメライオン」という名前の妖怪だと「めらめら」というのは何かが燃えさかっている様子に
使う言葉だと、キャラクターを見て理解できるようです。
そして昭和世代の親にとっては、人面犬とか口裂け女とか、昔の流行り物のパロディーが出てくるので
これを子どもに説明するため親子のコミュニケーションも増えたりしています(やや無理やり)。
これは企画をされたかたが練りに練って世に出されたということで、
いろんな面で面白くなる仕掛けが沢山あって、感心しております。とても楽しませていただいています。
キャラクターの外見はアメリカでもきっとウケること間違いなし!
と思いつつ、ネーミングとかストーリーのバックグラウンドとかはどう訳されるのかな?
と興味津々です。
キャラの中には日本の妖怪や民話伝承みたいなのが元になっているものがかなりありますね。
「ジバニャン」の名前のもとにもなっている「地縛霊」というのが
キリスト教的な考え方では受け入れられにくいかな、と思ったりします。
あと下ネタも、結構アメリカでは子ども向けのゲームやテレビ番組では規制されているように思います。
違う設定になったりするのでしょうか?
…なんて素人の私が考えるまでもなく、既に世界戦略は決定されているのかもしれませんね~。
かわいい妖怪たちの活躍、これからも楽しみです!!
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