そんな○○に魅せられて

ホームドア、ではなくセーフティーバリア?

このところ、地下鉄が事故やトラブルで止まることが多いです。
昨日も、突然乗っていた地下鉄が徐行運転になり、駅で停車時間が長くなり…。

車内アナウンスが無いので、スマホでMTAの公式サイトを確認したら
「信号トラブル発生のためルート変更」
ああ、またか、という感じでした。

駅で地下鉄利用者が車両との接触事故や人身事故で数十分駅で停止、などもよくあります。
生まれも育ちもNYC、地下鉄はずっと利用してきたというニューヨーカーの知り合いすら
「最近は地下鉄は色々な面で安全だと思えないから、乗らないようにしてる」
と言っていました。

というわけで、遅まきながらNYCの地下鉄にもプラットホームに
「safety barrier」なるものが一部の駅に導入されました。

昨年の夏頃の報道では、JFK空港行きのAIR TRAINの駅で採用されている
スライドドアが設置されるという話だったのでした。(下記リンクは昨年6月5日の記事)

MTA moves forward with plans to install platform doors in three subway stations
https://abc7ny.com/nyc-mta-subway-barricades-new-york-city/13348197/


上の記事の動画のスクリーンショットです。

しかし日本の駅のようなホームドアとは呼ばす、セーフティーバリアとは…?
と思い、今週ニュースを確認したところ、

Subway platform barriers installed at Clark Street Station in Brooklyn as part of MTA pilot program
https://abc7ny.com/subway-barriers-platform-clark-street-station-safety-nyc/14370057/

え?

可動式のスライドドアはなく、
道路工事現場の周りを囲っている柵を固定しただけのようなものが設置されていたのでした。
こちら↓が動画のスクリーンショットです。

AIR TRAINの駅のスライドドアや、日本の地下鉄のホームドアとはまるで別物です。
あれがどうしてこれになってしまったのでしょう。
プラットホームにスライドドアを設置できそうな駅は全ての地下鉄駅の27%程度、
という数字は6月の記事の動画で出ていました。

…もちろん、事故防止に一定の効果があるなら、これはこれで良いと思います。

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