日本で例年は2月3日の節分、今年は2月2日が節分なのだそうです。
なんでかな?と思いましたら、ウエザーニュースに理由がありました。
https://weathernews.jp/s/topics/202101/280115/ より引用です。
公転周期が1年きっかりでないことが原因だそうです。
「1年=365日と思っている人も多いと思いますが、地球が太陽を回る運動=季節のめぐりこそが、真の1年です。1太陽年(地球が太陽を1周する時間)は暦の1年ではなく、およそ365.2422日=365日+6時間弱なのです」(国立天文台暦計算室)
この6時間弱という端数のために、立春の日の基準となる「立春点の通過時刻」は年々遅くなっていきます。4年経つとその累計がほぼ1日になるため、1日増やしたうるう年を作ることで、季節と日付が大きくずれていかないようにしているのです。
「このため、立春点の通過時刻も変動します。つまり、1年ごとでは1太陽年365.2422日と1年365日の差(約6時間)ずつ遅くなる一方、うるう年には4年前より少し早くなる、というパターンです。
この流れによって、しばらく2月4日の中に納まっていた立春が2021年には2月3日へ移り、その前日である節分も連動して2月2日へ移ったというわけです」(国立天文台暦計算室)
(転載ここまで)
なるほど〜。うるう年のことはおぼろげに知っていましたが、節分の移動も関連していたのですね。
手元に節分豆はあるので、強く強く無病息災!!悪疫退散!!を願って、今日は豆を投げたいと思います。
さて、当地では、今日はGroundhog Dayです。
私もなんのことか良く知らなくて、子どもが「2月2日はGroundhog Dayだよ?」と
昨日から言っていたので調べてみました。日本で言うと「啓蟄」みたいな感じでしょうか?
短く説明しますと、冬眠していたグラウンドホッグ(地リスの一種、ウッドチャック)が外に出てくる日で
昔からあった「そのグラウンドホッグの行動でこれからの天候を予測する」というのが、伝統行事になったようです。
朝、出てきたグラウンドホッグが自分の影を見ると冬がさらに6週間続き、影を見なければ早く春が来るそう。
各地で行事があって、一番有名なのがペンシルバニア州パンクサトーニーのGroundhog Day。
例年、何万人もの人が参加するイベントも、さすがに今年はバーチャル開催です。
Groundhog Day 2021: Punxsutawney Phil predicts 6 more weeks of winter
https://www.cbsnews.com/news/groundhog-day-2021-punxsutawney-phil-predicts-6-more-weeks-of-winter/
記事によりますと、写真の「予報グラウンドホッグ」のフィル(歴代のグラウンドホッグが「フィル」という名を襲名)
は自分の影を見たそうで、この予報ではあと6週間、冬が続く見込みです。うーん。
今日のNYCはまばらに雪が降っていて、
近隣の積雪は全く除雪されていないところで目測35センチぐらいでしょうか。
明後日には外出できると良いなと思います。