熊本、大分の地震続報

熊本県の地震の第一報を私が知ったのは、NY時間の木曜日の午前中でした。
それから1日経ち、M7.3、とニュースで見出しだけみた時は、一瞬「あれ、これは昨日の？」
と思ったら、別の地震が再び熊本を襲ったのですね。これは緊急を超えた事態、大変です。

Second big quake hits southern Japan, people flee onto streets

アメリカでも、2011年の東日本大震災の記憶が生々しいだけに、この大地震のニュースは流れ続けていて、
さきほどもTVでCNNのレポーターが、熊本から英語で現場の様子を語っていました。
避難所の建物が映り、「はぴねす」という看板がちらっと見えました。

避難されている方々は疲れ切った様子で言葉もなく寄り添って座っていらして、
何もおっしゃらずとも大変不安なお気持ちが画面から伝わってきました。
時々画面が小刻みに揺れて、余震が続いているのがわかります。
阿蘇のあたりの被害は、まるでジオラマ模型を壊したかのような映像。
本物の山が、あんなにガサッと地面がずれて無くなっているのが信じられません。

私は中学、高校と、たまたま修学旅行の行き先がどちらも九州で、阿蘇、大分の「やまなみハイウェイ」というところを
バスで通った思い出があります。今、地図を確認したら、まさに今回の地震のあたりではありませんか…。

熊本県 やまなみハイウェイのあるくあるける観光map

その頃は酷い車酔いをするほうだったのに、まさに「風光明媚」という言葉がピッタリの美しい景色と空気、
その奥行きのある雄大さにただただ見とれて全然酔わずに、とても楽しいバス旅行になったのでした。
バスガイドさんがそこで「♪やまなみ　ハイウ～ェイ」と歌って下さって、
その部分のメロディーは今も歌えるほど印象深かったのです。その景色が。

こちらから出来る事は、やはりお金を寄付して必要な支援に替えていただくことが一番良いのでしょうか。
どうかこれ以上被害が拡大せず、現地の方々のお気持ちが少しでも軽くなりますよう、心よりお見舞い申し上げます。