なんとも7ヶ月もブログを更新していなかったのか。と、驚いております。

先週、土曜日。
10月。主人の脳腫瘍が半年で拡がりをみせました。範囲も拡がっている。 神経膠芽腫。グレード2から、3へ移行している恐れがあるそうです。
左手、左足を司る運動野と、運動補足野を侵食していました。
やはり、3回目の手術と、今後は放射線治療が必要との先生から説明がありました。
今日、主人は、3回目の手術の為に、近畿大学病院に入院となりました。
脳腫瘍の侵食が拡がっている事を知ってから、表では平静を装っておりましたが、内心は、荒波のような思いでした。
楽しい事をしていても、背中に重い錘を背負っているようで、楽しめない。
仕事でも凡ミスを繰り返したり。
昨年の手術後、
「また、一緒に山に登れるよ。」
と、言ってくれていたのですが、今回は、
「そんな先の事、考えられない。」
と、暗澹たる表情で語ります。
私は、主人が腫瘍と向き合う意慾を失っている事が寂しく、また、何故か怒りまで湧き上がってしまい、喧嘩になりそうならば、顔を合わせないように過ごしておりました。
主人を、病院に送り、ドクターから術式のムンテラを受け、家に戻ってきても、何もする気が起こらず空を眺めていました。
夕飯の後、最近、生意気さが増してきた長男が、突如、本人は、冗談のつもりだったのでしょう。
「お母さんの片腕をぶった切ったら、お母さんはうごかなくなるやろ!」と、人とは思えない事を言ってきました。
左腕にはやはり、拘縮と筋力低下があり以前のようにスムーズには、動かないのですが、それでも、家族の為に仕事も踏ん張ってきたのに…
もう、主人の事の不安も根底にあるう上に、長男から心無い言葉を投げかけられ、怒りは爆発し、泣きながら兆男を責めてしまいました。
隣の部屋にいた、私の母が、数年ぶりに、長男を強く叱責し、反省を促してくれました。
私が、何か長男が不適切な行為や言動を注意しても馬耳東風。母は、自分の為になにかするのは当たり前のようにいた息子。
祖母からの叱責は、心に響いたようです。
今度は、長男が、私に謝罪してきました。
本当に反省してる様子でしたので、赦す事にしました。
弱り目に祟り目。
暫く、立ち直れそうにない。

先週、土曜日。
国立美術館。
次男が美術部部長になりました。
長男が、次男をこのロンドンギャラリー展へ連れて行ってあげてほしい。
と要望があったので、息子たちをつれていってきたんですよ。
と要望があったので、息子たちをつれていってきたんですよ。
次男は、ゴッホのひまわりを熱心に眺めてました。
母とは、何なんだろう。