気温は低めながら、綺麗な青空が広がっています。
仕事が休みだった息子と一緒に、夫のお墓参りに行ってきました。
夫が眠るお墓は、東京の西の外れの丘陵を切り開いた霊園にあります。
我が家から車で40分ほどかかりますが、都心の墓地に比べると、緑が多く、とても落ち着いた雰囲気が気に入ってここに決めました。
とは言え、車で40分もかかるのですから、決して近いとは言えません。
私も車を運転しますが、それでも、それほど度々訪れることは出来ないだろうと思っていました。
まあ、行くとしてもお彼岸とか、お盆とか、何かの節目の時ぐらいだろう・・・と。
ところが、夫の納骨後は毎月1~2回の頻度でお参りに行っています。
それも、私自身より、息子の気持ちで・・・。
夫が亡くなった当初はともかく、最近の私は、夫の命日も『つい、うっかり・・・』と言うことが多くなり反省しきりなのですが、息子は「今日はお父さんの命日だよね」と、いつも、ちゃんと覚えています。
そんな息子に牽かれての墓参です。
息子の仕事の都合で、必ずしも命日に行けるわけではありませんが、それでもこんな風に、息子と一緒に墓参が出来ることは嬉しい事です。
この頃は、墓前に供えるお花も息子が見繕ってくるようになりました。
墓前とか仏前と言うことに拘らず、彼なりの気持ちで選んでくるようです。
今回も「とても、優しそうな色合いのお花があったから・・・」とピンクのお花を持ってきました。(見出し画像の写真です)
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確かに、冷たそうな墓石がとても暖かい感じになりました。(*^_^*)
息子は若い頃、父親の全てに反発をしていた時期がありました。
母親の私には決して言わないような、烈しい言葉をぶつけることも有りました。
それも、今にして思えば、それだけ父親を認めて、あるいは尊敬をしていたと言うことの裏返しだったのでしょう。
現在、ピンクのお花を持ってお墓参りに行く息子を、夫はどんな気持ちで迎えているのでしょうね・・・?(*^_^*)
この頃は、『つい、うっかり・・・』と、夫の命日を忘れそうになっている私も、息子に負けてはいられません。
と、言うことで、途中で、夫の好きな『酒饅頭』を買って墓前にお供えをしてきました。
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