現在放映中のNHKの朝ドラ『らんまん』を観ています。
ドラマの筋書きはもちろんですが、主人公のモデルが牧野富太郎博士(植物学者)と言うことで、草花に関する様々な知識が散りばめられているのが良いなぁ・・・と思います。
(特に、私のような植物音痴の人間にとっては)
先日も、主人公が「雑草という名前の草花は無い。どんな草花にも、必ず名前がある」と言っていましたが、それでは『雑草』というのはどんな植物なのでしょうか・・・?
それは、今朝の『チコちゃんに叱られる』という番組の中で判明しました。
『チコちゃん』の解説によると、「雑草とは、自分が必要としていない草花のこと。つまり、余計な物・邪魔な物」で、「もし、自分が必要としていたら、それは、雑草では無い」のだそうです。
番組の中で、『野草を食べさせるレストラン』のご主人の映像がありましたが、その人は野に出てカタバミを摘んでいました。
カタバミと言えば、我が家の庭にも沢山はびこっていましたが、先日、私はそれらを全部抜き去りました。
私からすれば、カタバミは自分が必要としない余計な物ですから、ただの雑草でしか無かった訳ですが、野草レストランのご主人にとっては、美味しい食材だったのですね。
私のように、自分に有用かどうかだけで植物を分類し、それ以外の物をひとくくりに雑草・・・と片付けるなんて、植物愛に満ちあふれる牧野富太郎博士からすれば、きっと、悲しい事に違いありません。
(私も、ちょっと反省をしました)
とは言いながら、抜いても抜いてもすぐに生えてくる雑草たち、いいえ、小さな草花たちに手を焼いている私なのです。 (@_@)