ちょっと賢い社員になろう～知識ゼロからの決算書の読み方<弘兼憲史>～

　こんばんわ。


　今日は、弘兼憲史さんの『知識ゼロからの決算書の読み方』という本を紹介したいと思います。

　愛知県に住んでいると、今回の不況の影響が、生活に直撃しているのが結構わかります。なぜなら、某Ｔ社が近くにあり、その会社の成績によって職を失う確率がかなり上下します。今回の不況によって、たくさんの方々が職を失ったことと思います。私の周りにもちらほら…。


　皆様もお分かりのことと思いますが、例え会社に正社員として入ったとしても、経営状態によっては、いつリストラされるか分からない時代になっています。
　そこで、これから就職するであろう会社や、勤めている会社の経営状態を知っておくと、突然倒産して職を失う前に、立て直したり、逃げ出したり（笑）できるのではないでしょうか。と思うわけです。

　経営状態を知るには、決算書類(財務諸表)が読めるとより良いと思います。なぜなら、全てが数字で分かるからです。どんな所が強いか弱いか、一目瞭然です。
　財務諸表なんて難しすぎる！と思いますよね。私も思っていました。この本を読むまでは。

　この本は全てのページに、文章と一緒に、図や表、絵などが入っており、とても読みやすく、且つ分かりやすくなっています。何も知らない初心者にもとても優しい本です。
　しかし、やはり経済や経営に関する用語が多数あり、多少躓きましたので、経済関係の辞書が入っている電子辞書が手元にあると、より一層分かりやすくなることと思います。


　本の分かりやすさも大事ですが、何よりも意欲が大事だと思います。通勤のちょっとした時間を使って、より賢くなれると、素敵ですよね！