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ごほうび効果

2016-06-30 09:38:24 | 自己啓発
 おはようございます。梅雨が続きますね。

 前に、早寝早起きや禁煙など、様々な習慣を作ったりやめたりするのに、効果的な方法を三日坊主は気合と根性では解決できない。という記事で紹介したのですが、自分の行動への分析が大変すぎて、なかなか実現しませんでした。



 そこで、同じように行動分析について書かれている「メリットの法則 行動分析学・実践編」(奥田健次:著)という本に「トークンエコノミー法」という技法が載っていたので、そちらをやってみることにしました。


 トークンエコノミー法というのは簡単に言うと、ごほうびのあるポイント制度です。お店のポイント等もこれにあたります。
 今回私は、「夜12時までにお風呂に入る」という行動が出来たらカレンダーにシールをはるということを実践してみました。(恥ずかしながら、中々出来ていなかったのです。)


 トークンエコノミー法を生活の中での習慣化として使用するにあたり、いくつか注意点があります。

 まず、出来たか出来ていないかがはっきり分かることをターゲットにすることです。
 私の場合は、本当にやりたい事である早寝早起きの前段階として、「夜12時までにお風呂に入る」にしました。
「早くお風呂に入る」などの漠然としたものではなく、「夜12時までにお風呂に入る」など、出来たか出来ていないかが誰でも判断できるようにします。

 次に、減点などのやる気が下がることはしないことです。
 お店などのポイントで、100ポイントせっかく貯めたのに一年間来店しなかったからと、10ポイント減らされたら、例え初めからそういう制度だとわかっていたとしても、イヤな気分になって、やる気が下がりませんか?

 そして一番重要なことは、「さじ加減」を間違えないことです。
 トークンエコノミー法では、しばしばご褒美が使われます。例えば、お店のカード一枚20ポイントだとして、一枚分全部集めると、何か貰えたりお得になったりしますよね。
これがご褒美効果なのですが、もしも、同じお店で同じ条件で、カード一枚が100ポイントだったとしたらどうでしょう。集める気をなくしませんか?
 このように、期限や回数などがこの技法ではとても重要です。生活習慣などで、全く出来ていないことをターゲットにするならば、週一回か二回など、「少し頑張れば出来る」くらいにするとちょうど良いかもしれません。


 私は、「夜12時までにお風呂に入る」を一か月の期限にして、出来たときにカレンダーに印をつけるという方法でやってみました。目標は、もともと週一回くらいは出来ていたので週二回+αで、出来たら自分にご褒美をあげる、としました。

 結果は、目標達成しました!次は少し回数を増やしてみます。仕事が忙しくない今だから出来るのかもしれませんが、少しずつ早寝早起きに近づいていきたいと思います。