十数年前
近くの病院に行った時
待合室で読んで、ずっと忘れることが出来なかった絵本を
著者の旦那様から送っていただきました
(自費出版されていて、購入先がわからなかったので、、、)
ストーリーは、太平洋戦争
若者に召集令状が来て
若者が可愛がっていた秋田犬を、預かることからはじまります
預かった著者の家族は、少ない食料を分け合い
大切にムツを育てていました
ある日
ムツを供出しなくてはいけなくなったのです
ムツが毛皮になったのか、缶詰になったのか
その後の運命はわかりません
ムツと2度と会うことはなかったのです
学童疎開していた著者の
愛犬との悲しい別れが書かれています
この話は、実話だそうです
戦争は、人の心を悲しくしますね
私は
連れていかれてしまう時の、ムツの様子も書かれているので
心が痛くなりました
丁度、この絵本を読んだのが、ラッキーを飼い始めた頃だったので
心に残っていて、どうしても
もう一度読みたくて
この絵本を探していました
出版された当初は、NHKや新聞などで紹介されたり
図書館や学校、病院などに寄付もされているそうです
この絵本に込められた、思いや願いが
少しでも多くの方に届きますように
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