聴講してきました、一日目。
お若い!! 確か、父親と同じくらいのお年のはず…だよね。
昔見たお写真とあまり違わないんだ、これが。現役であるってことが若い源なんでしょうか。(見たのは私が高校生くらいだよ~古)
全編、飽きさせないお話をなさっていて、面白かったあ~。学内でも講義があったらしいから、札大の学生さんは少ししかいなかったけど、ご年配の方々の多いこと! それに、昨年も受けられた方もいらっしゃったようです。私の隣の30代くらいの男性は、井上氏の本を持参してらした。横目でちらり。
私は聴講なので、作文を実際に書かないわけだけど、添削を受けられる方々にはお題が出されました。
『わたしの宝物』というテーマで作文を書いてくださいということです。
で、こんなのはダメよってことで、色々言われたから書くの大変だろうなあと思いました。
「誰にも書けないことを誰でもわかるように書く」ことができれば、一流の作家になれるなんておっしゃってたけどねえ、すごく、難しいよね。それも、原稿用紙一枚にまとめろってことだから。ちょっとは文章が書けると思っていたけど・・・私にゃ無理そう。
宝物ねえ、わたしにとっては何かなあ、…息子…と思い浮かんだけど、それは誰も思うことだからダメなんだって。それ以外かあ~。
浮かばないなあ。かなり真剣に悩まないと書けそうにないと思います。
作文の朗読とかあるらしいんだけど、もう一度読みたいと思うものに、ご褒美を下さるそうで、それは、井上ひさし氏が選んだ、「辞書」だそうです。
前回の方は革張りの広辞苑をいただいたそうですが、こりゃ、もらったほうも大変だ。重いよなあ。でも、革張りの本って持ったことがない。
あ、ちょっと思い出した。
昔高校生の頃のBFに、彼が自分で濃紺のビロード布で装丁をした詩集をもらったことがあります。革じゃないけどね。今思うとけっこう洒落てるような気がしますね。
詩集を選んで、それで自分で布を張って、プレゼントしてくれたんだよね。多分、まだどこかにあるはず…。
文学青年だったのね。しばらく交換日記とかしてました。どちらかというと年に見合わない幼い思考の私は、いつも圧倒されてましたっけ。数人で同人誌とかも出したことがあったのは、今思えば、なかなかに、甘酸っぱい思い出です。
さて、少しだけ自分も作文するつもりで考えてみようっと。