荷物取ってこなくてはならないが、暑すぎて動けない……黙って座っていても汗が落ちる。33度を越えたようだ。夜の間も風が通らずしんどかった。今年もおかしな気候だと毎年のように言っていたように思う。こうなってくると『異常』の意味がないのかな〜異常気象じゃないなら、何と言えば良いのだろうか。
先月のことだ。
新聞のお悔やみ欄で、元義父の死を知った。90歳だった。ずっと同じ住所に住んでいたんだ、と最初に思った。喪主が妹さんだった。元夫はどうしたのだろう?
もしかして、
生きてないのか?
どんな事情があったのかは分からないので、想像するしかないが、あまり良い想像は浮かんでこなかった。
離婚してから、ただの1度も会っていない。電話で声も聞いていない。元義母から1度だけ電話があったけど……離婚して2年ほど経った頃か、記憶が曖昧だけど。
(街中ですれ違った事はあったか……)
今、離婚してから30年以上経って新聞で知るというのは、私がいかに人と関わらずに生きてきたかの表れのような気がする。
(30年の間に4度引っ越ししてるしね〜わたしの足跡は追えないよね〜)
元夫が喪主じゃないので、すでに亡くなってるかもしれない、と息子に話した。
行方不明かも知れないし、とも。
別に興味がないらしい。
まあ、30年以上経ってるからなあ〜そう装っているのかもしれないけど、感情が表情に現れることはないんだな。
これで私の上の世代は皆鬼籍に入ったことになる。次は私の番だ。
しぶとく生きるつもりだけど、色々準備しなくてはなあ〜と思っている。