結論から申しますと、レンタルしてきたDVDは一度観た奴でした。
おっかしいな~。
借りるまでは、観たい、観なくっちゃって、半ば強迫観念のように思っていて、以前、自分が観たものだとは、全然思ってもいなかったんだよね~。
数日何度かレンタル店で探していて、借りられていてダメで、観たいなあっていう意識が持続してたんですよ。だから…。
DVDを再生するまで、一度観た奴だなんて、夢にも思ってなかった。しかし。
観だしたら、あれ? うっすらと記憶にある。なんで? CMとかで観たかなあ~。とか思いつつ、…ら、…あら、…ら。
まさか、次第に、あはは、と笑うに笑えない状況に……。
なんか知っているよな。なんで? 観たっけ、アタシ。
場面、場面を観ると思い出す、でも、その先のストーリーが思い出せない。顛末が出てこない。結果、最後まで見て、やっぱり、観たよなあ~。ってことに。
作品は『バタフライ・エフェクト』っていう、記憶とタイムリープのSFですが、自分が記憶飛ばしてて、どうすんだって思ったりして。
本ではかなりあるんですよ。前に読んだはずの本を忘れて、読みたいっていう記憶のみが残っていて、また同じ本を買ってしまうっていうこと。ありません?
なんか、ちょっと自分の記憶ってのが信じられなくなった出来事だったんで。書いてみました。
記憶の改竄ってのは、けっこう日常的に行われることなんでしょうかね。
ちなみに、休職していた一昨年からのある一定期間、私の記憶はかなり欠落しているんです。うつが少しひどくなっていた時期だったのかもしれませんが、いったい、長い時間、何をして生きていたのか……、思い出そうとしても思い出せないんですよ。
ただ、あまり外出できなかった。
動かずにいたために、太りすぎになった。(体重管理には人一倍神経質だったのに、ほとんどその時期の記録がなくて…記録することも止めていた時期でした)
やっていたことといえば、読書だったという記憶だけ。
それだけで生きているはずないんで、どういうわけか記憶から落ちてしまったんでしょうね。
よりによって、この作品で~~~。っと思ったわけで。(記憶の欠落を思い知ったってのが)
冒頭がカオス理論から入るものね。なんか暗示的? でも、ないか。ははは。
単なる、物忘れ……だよね。で終わって欲しいようなハプニングでした。
(何かの啓示的なことだったら、やっぱりちょっとは真剣に考えるべきなのでしょうか? いやいや、考えすぎ?)