父の日が近いですね。といってもここ十年くらい、母にも父にも感謝の意を伝えるということはまるでしてない、親不孝者の私です。
なんとかの日で押しなべて、感謝の意を表しないと子供としておかしい…ていうような風潮とかって苦手。単に面倒だという気分もあるんですが。
特に父とは共通の話題もないし、同じ屋根の下に暮らしながら、まるで会話のない日もあります。私は私、父は父。っていう関係であります。まあ、大晦日と正月くらいは一緒に食事をしますが、それ以外は別です。別世帯って感じです。(二世帯住宅仕様の家ですから、玄関一緒でもそれ以外は全て別)でも日常のことは掃除から洗濯、食器洗いまで私よりしっかりできる人ですので、ほおって置いても何も不都合はないんです。
母とは別居してます。母は数十年前に父に愛想つかして出て行ってしまったのですが、まだ正式に離婚はしてないようです。で、父は内縁の妻がいまして、彼女は別に家があるのですが、こちらでほとんど同居している状態ですか。
私は正式にきっちり離婚してますが、弟は母同様、家出して(妻子があるのに、駆け落ちしたらしい…)ずいぶん行方不明でした。二、三年前にようやっと正式に離婚しましたが、仕事も放棄して家出したのできちんとした職に就けず、今もアルバイトで生活して、自分の子供の仕送りなど一度もできてないんじゃないかなあと思います。
いやあ、家族がこんなんですから、息子はもう結婚に夢を追うことができないようで、「僕は結婚なんかしない」といってます。ははは(乾いた笑)。
でも、私は結婚したことには全然後悔なぞなく、辛かったけど、ま、いいか。って思えるようになりましたから、ぜひ孫の顔が見たいんですけどねえ。
父親は本当に小さくなりました。丸くなりました。もともと私の方が体はでかいんですが、昔はそれほど小さい存在ではなく、頼もしい感じでしたが、やっぱり年なんでしょうかね。三年ほど前に脳梗塞で倒れてから、視野が欠損してしまって、好きな歌も歌わなくなったし、どんな生きがいを持っているのか分かりません。
でも、誰にも相談なく勝手に物事を運ぶところとか、知識が共有できずに話す相手にならないとか(彼はまったく本というものを読みません)、常識的なことはそつなくこなすことはいいのですが、外面が良すぎるところとか、不満を抱えて大きくなったので、今更、ほいほい会話もできないんですよ。
多分私の病状とかも本当の所、分かってないと思います。まあ、仕方がないですがね。私も話さない人ですし。私自身もよく分かってないし。
ただ、微々たる部屋代で住まわせてもらっていたり、息子に内緒でお小遣いを与えてくれたり、今の状態を責めずにいてもらっていたり、十分感謝しているんです。
でも、それを伝えられない…。なんか今更、恥ずかしい。
言葉もかけず、態度にも表せない娘っていう世間的にダメダメの私は、今日も一度も父と会話を交わしませんでした。はあ~。
といっても、義父なんですがね。
両親が離婚しているので。
育ててもらった感謝の気持ちがあるものの、なんか、あの人とは合わないっていうか、小さい時からの気持ちはなかなか
変わりようがないですが。
でも私は結婚して、とりあえずうまくいってるから、反面教師になってるかもです。
でも年々小さくなっていくのは、なんか
切なさを感じます。
うちは今までほとんど「話し合う」という事はなかったです。
母が親代表みたいな感じで窓口になってました。
で、今、その母が認知症になったのを機に
父と「話し合う」事が一気に増えまして、意外な一面を垣間見たりして・・・。
実は私もこの件について自分のトコの認知症のカテゴリ内で書こうと思っていたところなんですよ~。
なんか、重たいような気まずいような内容をブログに上げてしまったので、ちょっと後悔してましたが、両親と折り合いが悪いってことも十分世間的に、ありなんですね。
性格が合わないとか、話が合わないとか、けっこうあるのかなあ。
でも、憎みあったり、嫌いあったりするんでなければ、OKですよね。
一番近いはずの家族と憎み合うって状況になったら、ものすごく悲しいしきついだろうなあと思います。
しかし、理性的にはわかっていても、親が年老いて小さくなるのは、なんだか本当に切ないですね。
男親との関係って自分以外の家庭をのぞけないからわからないですよね。
いやあ、父の内縁の妻には二人の子供がいるんですが、娘さんがけっこう父親と仲がよさそうなんですよ。なんか、複雑。
マミィ子さんもあまり会話がなかったんですか。反対に母親と息子ってのは、けっこう仲がいい場合が多いですよね。
といっても娘を持ったことがないからなあ。うちの母親はやっぱり弟のほうが好きみたいですよ。心配もしているし。
舅と姑っていう人との関係は、もっと大変なのかも。私が結婚していたときは、一緒に住んでなかったこともあって、全然気にならなかったけどね。