薔薇の吐息2014

前ブログから引越しをよぎなくされ、流れ着いたおばさんのひとりごと

養老さん

2008-10-07 09:27:37 | 日記

某大学のフェアで養老孟司さんの講演があるということで、申し込んであったのですが、昨日行ってきました。

『バカの壁』という本は有名ですよね。お題は『生きるを考える』で、どんなお話をされていたのか思い出してみるのですが、あまり頭に入ってないんですよ、これが。

まず、意識・・・ということについて話されてました。昔からずっと興味をもっていらしたということで。で、研究したかったそうですが、意識というのは脳科学で研究するのはタブーらしいです。というか、昔はこの分野は哲学というか、文学的なアプローチしかできなかったそうで。

でも、今は科学的に捉えることができる、と。

「生きている」状態はこの「意識」があるか、ないかの違いで、人間は毎日、眠りという無意識を経験しているので、生き死にを繰り返している・・・てな、こともおっしゃっていたような気がします。

動物と人間との違いについて、絶対音感について、同化について、言語、お金、それから、生きる力は本来動物が持っている感覚的なものを失わないほうが、強いというようなことも・・・。

人間の脳をPCにたとえて説明していて、入力《感覚》⇒脳《演算》⇒出力《運動》で、入力されたものは筋力がないと出力されないのだから、体を動かすということをきちんとしていないと、頭もよくならない。子どもは体を動かすことが必要だと。

現代の若者、特に地べたに座る高校生の先行きを心配してました。

まあ、これくらいしか覚えてませんが、さすがに話しなれていらっしゃる、という感じで面白い講演でした。また機会があれば、いきたいものです。

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