四つ葉のクローバー

昔四つ葉のクローバーを1時間で4つくらい見つけたことがある。
あと五つ葉のクローバーも。
別の日にも三つくらい見つけた。
簡単に。

ただなんとなく探してみよっかな 〜と言う気持ちで、
絶対見つけてみせる！
幸せになるため絶対必要だ ！
と言う気持ちではなかったから
それだけ見つかったのだろう。

その時の私は満たされていて、なにかが足りない、
もっともっとと言う思いもなく
幸せだった。


だから四つ葉のクローバーは必要なかった。
そのクローバーは押し花にして
結婚する友達や家族や落ち込むことがあった人に全部あげた。
とっておきたいという気持ちもなく
ただあげたい、喜んで欲しいという気持ちだけだった。

幸せは探している時見つからない。
ただすぐそばにあたり前のようにあると
気づくことだけ。
見ることができれば、どんどん見つかる。

自分が満たされ幸せ溢れれば、
ただだれかを思い幸せを分けることが出来る。

よく言われることだけど、
自分が遠い昔体験していたことを知った。


今日も四つ葉のクローバーは見つからない。

子供の頃 ボール遊び

今日娘とボール遊びをした。
それで思い出したことがある。

子供の頃父とよくボール遊びをした。
しかし楽しかったという記憶はない。
いつも「こうしろ」「そんなんじゃダメだ」
「だからお前はダメなんだ」
「お前は面白くない」
そんなダメ出しばかりだった。

父にしてみれば、父が言うところの遊んでやってる、
うまく出来るようになるようにアドバイスしてやってる
と言うことだったのだろう。



でも子供からすれば、うまく出来ることより
楽しく遊びたい、ただボールのやり取りを
楽しく面白くしたいだけだった。


小学校頃は一人でサッカーボールの壁打ちをしていた。
球技全般大嫌いだった。

父との関わりがなく不在のだったと言うことはなかったけど、
いつも怒られ、ダメ出しされ、褒められた記憶はない。

今子供を見ていて、小さいのにうまく出来るわけない、
しかも上手に出来るようなやり方を
教えてくれるわけでもないのに出来るわけない、と思う。
ただ楽しく遊びたいだけだよね、と思う。

父も同じように言われてきたのだろう。
でもダメ出しされ自分はダメなんだという思いはずっとある。
ずっとこびりついて取れない。