その①
ほんの2年ほど前(と、思うが)、橋下氏がまだ大阪府知事だったころ
某週刊誌に『橋下総理という悪夢』というタイトルが載っていた。
で、つい先日、某週刊誌に
『この国を救えるのは橋下しかいない!』というタイトルが載っていた。
たった2年で、この変節。
橋下氏をつぶしたかった2年前…橋下氏の人気にあやかって政権をとりたい今年…
という人たちの意向を反映しているんだろうか。
その週刊誌を編集する際に何があったのか。
不思議です。
その②
とある大手TV局ワイドショーの、大津いじめ事件の保護者へのインタビュー。
肉声と同時に画面下にテロップが流れる。
で、その中のひとつ
『公務員教師なんかに教育なんかできない』
テロップで「公務員教師」というところが、そこだけ赤文字で流れた。
いじめは私学にもあることだから、
国立・県立・市立の先生はダメ!ということよりも
たぶん、ちょうどよい公務員バッシングに使いたかっただけなのではないか。
とも、思えるが…
まじめに考えてみた。
公務員教師がダメなのなら、全部私学にしてみる。
私学だから、学校によって学費が違う。
いきおい、学力・スポーツなど何らかの理由で人気のある私学の学費は高くなり、
その学費が払える家の子どもしか入れなくなるだろう。
また、学費の高い学校は、たぶん教師の給与も高いだろうので
優秀な人材は、すべてそういうところへ流れて行く。
そうすると、安い私学はそれなりの教育しか施せず
親の賃金格差=子どもの教育格差→子どもの未来が親の収入で決まる
まあ、明治時代みたいな貴族の子どもは貴族に、平民の子どもは平民に
という階級社会ができあがる。
と、思うのだが。
このTV局…そういう日本が作りたいのかな??
公教育があるから、それなりに公平な教育がみんな受けられているはずなのだけど
不思議です。
その③
某新聞紙のコラムで、少子化と婚活についての話。
いわく
婚活する女性が男性に求める給与の相場が年収600万円。
ところがこの不景気の中、そのような男性はごく少数。
ゆえに婚活の成果は上がらず、少子化に拍車がかかる。
女性が男性に収入の安定を求めるような風潮を変えねばならない。
との趣旨。
要するに「愛さえあればお金なんて」という風潮を
女性に持ってもらいたいのだな?
戦後女性と靴下は強くなったそうだが、
別に、強くなったわけではないし、欲張りになったのでもないと思う。
ただ、
自分でお金が稼げること、お金があれば一人でも生きられること
夢を追いかける楽しさ、仕事のやりがい、自由を謳歌する喜び
を、知ってしまったのだ。
それは、以前は男の人しか知らない楽しさだったと思う。
いま、ようやく、
日本の女性が、男と同じ世界が見られるようになったというだけのことだ。
しかし、その世界を見続けるのには、結婚はちょっと大変。
女性は世間から求められるものや障害物が実に多い。
『結婚』『出産』ときたとたんに、
『退職』を期待されるとか、再就職は厳しいとか
仕事を続けても、『家事』を担うことを暗黙に期待されていて
さらに育児に介護とくれば、『24時間休みなし』状態。
男性には、こういうおまけは、あんまりついてこないでしょう??
今、いろんな女性支援が充実してきているけれども
そういうしがらみは多いから
まだまだ、女性は自立して自由を維持するために孤独を選ぶか
自立せずとも今までの生活レベルを落とさなくていいぐらいの収入ある夫
を、求めざるを得ないのではないかな?
あ、でも、ホントはもっと簡単なことかも。
そういう独り身の楽しさ・結婚の大変さと比べても引けをとらない、
超魅力ある男性が増えれば、みんな結婚すると思うよ。
変えるべきは、結婚適齢期の男子のほうだと思う。
なんで、女性の風潮のほうを変えたいのかなぁ
不思議です。
でも、こういうと、この新聞のコラムニストは怒るかなぁ…
ちと、心配である。
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ほんの2年ほど前(と、思うが)、橋下氏がまだ大阪府知事だったころ
某週刊誌に『橋下総理という悪夢』というタイトルが載っていた。
で、つい先日、某週刊誌に
『この国を救えるのは橋下しかいない!』というタイトルが載っていた。
たった2年で、この変節。
橋下氏をつぶしたかった2年前…橋下氏の人気にあやかって政権をとりたい今年…
という人たちの意向を反映しているんだろうか。
その週刊誌を編集する際に何があったのか。
不思議です。
その②
とある大手TV局ワイドショーの、大津いじめ事件の保護者へのインタビュー。
肉声と同時に画面下にテロップが流れる。
で、その中のひとつ
『公務員教師なんかに教育なんかできない』
テロップで「公務員教師」というところが、そこだけ赤文字で流れた。
いじめは私学にもあることだから、
国立・県立・市立の先生はダメ!ということよりも
たぶん、ちょうどよい公務員バッシングに使いたかっただけなのではないか。
とも、思えるが…
まじめに考えてみた。
公務員教師がダメなのなら、全部私学にしてみる。
私学だから、学校によって学費が違う。
いきおい、学力・スポーツなど何らかの理由で人気のある私学の学費は高くなり、
その学費が払える家の子どもしか入れなくなるだろう。
また、学費の高い学校は、たぶん教師の給与も高いだろうので
優秀な人材は、すべてそういうところへ流れて行く。
そうすると、安い私学はそれなりの教育しか施せず
親の賃金格差=子どもの教育格差→子どもの未来が親の収入で決まる
まあ、明治時代みたいな貴族の子どもは貴族に、平民の子どもは平民に
という階級社会ができあがる。
と、思うのだが。
このTV局…そういう日本が作りたいのかな??
公教育があるから、それなりに公平な教育がみんな受けられているはずなのだけど
不思議です。
その③
某新聞紙のコラムで、少子化と婚活についての話。
いわく
婚活する女性が男性に求める給与の相場が年収600万円。
ところがこの不景気の中、そのような男性はごく少数。
ゆえに婚活の成果は上がらず、少子化に拍車がかかる。
女性が男性に収入の安定を求めるような風潮を変えねばならない。
との趣旨。
要するに「愛さえあればお金なんて」という風潮を
女性に持ってもらいたいのだな?
戦後女性と靴下は強くなったそうだが、
別に、強くなったわけではないし、欲張りになったのでもないと思う。
ただ、
自分でお金が稼げること、お金があれば一人でも生きられること
夢を追いかける楽しさ、仕事のやりがい、自由を謳歌する喜び
を、知ってしまったのだ。
それは、以前は男の人しか知らない楽しさだったと思う。
いま、ようやく、
日本の女性が、男と同じ世界が見られるようになったというだけのことだ。
しかし、その世界を見続けるのには、結婚はちょっと大変。
女性は世間から求められるものや障害物が実に多い。
『結婚』『出産』ときたとたんに、
『退職』を期待されるとか、再就職は厳しいとか
仕事を続けても、『家事』を担うことを暗黙に期待されていて
さらに育児に介護とくれば、『24時間休みなし』状態。
男性には、こういうおまけは、あんまりついてこないでしょう??
今、いろんな女性支援が充実してきているけれども
そういうしがらみは多いから
まだまだ、女性は自立して自由を維持するために孤独を選ぶか
自立せずとも今までの生活レベルを落とさなくていいぐらいの収入ある夫
を、求めざるを得ないのではないかな?
あ、でも、ホントはもっと簡単なことかも。
そういう独り身の楽しさ・結婚の大変さと比べても引けをとらない、
超魅力ある男性が増えれば、みんな結婚すると思うよ。
変えるべきは、結婚適齢期の男子のほうだと思う。
なんで、女性の風潮のほうを変えたいのかなぁ
不思議です。
でも、こういうと、この新聞のコラムニストは怒るかなぁ…
ちと、心配である。
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必ず「編集」という作業が加わりますから、
そこに「意図」だの「恣意」だの「作為」だのは当然あると思います。
スポンサーがついていたら、なおのことですし。
また、叩いてもいい、叩いても反論しない(出来ない)、安全牌を叩くのは、いじめの構造と一緒。
ただ、そこに大きなプランや野望はないと思います。
「こういう教育を作りたい」とか、「こういう国家を作りたい」とかのね。ないない。
今、この瞬間に、ウケればいい。って発想じゃないでしょうかね。
…かなりブラックな書き方をしましたが、こんなことを思いました。うっは~。
なるほど!
その場その場でウケたらいいのか~。
深い考えはないのね…
ポピュリズムっていうんでしたっけ??
大衆のウケを狙って、マスコミがあおり
マスコミのあおりを受けて、大衆が振り回される
堂々巡りですなぁ。
ちなみに、その新聞のコラムニストは女性名前。
本日は、
『退職してなお働く老いた男たち。カルチャーだの旅行だのを楽しむ老妻たちは、そのありがたみがわかってるのか?』
と、いうような論を展開しておりました。
いくつくらいの女性なんでしょね。
「誰の金で食ってると思ってるんだ?!」
という論理。
でもね
「誰のおかげで、3食上げ膳据え膳で食えると思ってるんだ?!」
と、老妻は言うでしょうね。
働く場所以外に居場所があれば
お年をめした殿方も働かないと思いますです。
殿方もお友達と、カルチャーだの旅行だのなさればいいのに。
あら、まんまるもブラック・・・
大手マスコミ本社に入社できる人は、とても偏差値が高いか、親がチョー金持ちか。だから庶民ではありません。対峙するとエリート意識が嫌らしいですわ。下々に教えてやる意識が強くて余計なお世話なんですけど。
テレビと新聞は特にそれが強いっすね。
ま、こう言うと、私みたいな生まれも育ちも下々のひがみだと思われちゃうんですけどね~(ーー;)
報道の公平性は大事ですけど
極端から極端に論がゆれて、ヤジロベ-っぽい気が…
偏差値とお金には勝てないのか~。
日本には格差=階級が厳然と存在しているのね。
庶民はあんまりそんなこと考えないけど
庶民でない方たちは、思いっきり意識してるんでしょうね。
そして、下々のことなんかどうでもいいのよ…きっと。
あ、だめです~・・・考えが暗いほうへ・・・
元気出さなくちゃ!!