短夜の女④…晴明・博雅探索譚 2011-07-24 20:47:27 | 晴明くん。 ある武将の話。 首をはねられるために、引き据えられた男が 「この恨み、死して後に晴らしてやる」と、呪った。 武将は 「お前に、そのようなことができるとは思えぬ。首を落として後、あの庭石にかじりついたら信じてやろう」と、答えた。 跳ねられた男の首は、4~5間を飛んで庭石にがちがちとかじりついた後、ころりと落ちた。 これは、本当にたたるに違いないとうろたえ騒ぐ家臣たちに 「庭石にかじりつくという本望を果たしたのだ。もはや祟るまい。」 と、武将は言い、その後、本当に何事も起こらなかった。 一念を、言葉巧みにそらされてしまったお話。 どこの武将の話でしたっけかなぁ… « 発見しました! | トップ | 任侠・・・わぁ、久しぶり! »
8 コメント コメント日が 古い順 | 新しい順 そいつは…! (べにお) 2011-07-25 00:38:10 ひどい話ですなぁ!祟るくらい、させてやりゃあいいのに。って、祟る「くらい」ってことはないけど。してみると、やはり菅原道真はものすごい怨霊ですねー。一人を祟っただけじゃなく、京の都自体に祟っちゃったんですから…。 返信する まったくです (まんまる) 2011-07-25 07:20:49 ね~?気の毒でしょう?!武将じゃなくて、その男の人が…菅原道真さまは学もおありだったから、この世の理不尽が許せなかったのですな~、きっと。やるだけやって、今は、学問の神様♪その辺の吹っ切れ具合もすがすがしいお方ですね。 返信する そうか~! (たま) 2011-07-25 09:11:40 言葉のマジックなんだ!!!さすが、ことだまの国。。。深いなぁ。怨霊で根深いのは、四国白峰の崇徳天皇。「大天魔になって、天皇家が治める日本に仇をなす」っつって自殺。明治維新のときも、太平洋戦争のときも、邪魔しないように、天皇家がお参りした。一般人には関係ないんだけど(^^)「雨月物語」にも書かれてるけど、天皇家を呪ってるってのが、大衆にはウケたみたいですね。 返信する それは、また・・・ (まんまる) 2011-07-25 20:56:08 いまだに、天皇家が気をつかうとは…すごい…早良親王さまも、天皇家にたたりをなすのではないでしたか??あ、アレは、平安京よりも前??「俺・屍」というゲーム(正式名称『俺の屍を越えてゆけ』)に中ボスキャラで出てくるんですよね~♪一時期はまりました(笑) 返信する 御霊神社 (たま) 2011-07-26 03:22:47 そうです、そうです。早良親王と一緒に京都の御霊神社に奉られてる皇族は、もう祟らないみたいですね(^^)崇道天皇は早良親王の後。死後おくり名されて天皇号がついてるけど、親王でした。ところでそんなゲームがあるんだ。。。ゲーム業界もある種、魔窟だな。崇道天皇のほうが怨霊として強いのにあまり知られてないのは、まだ祟るかもしれないからかも。現地の人も知らなかったですよ。最強の怨霊なので、交通事故に遭わない(相手がよけてくれる)って言う、交通安全のお守りがナイス! 返信する 相手がよける交通安全! (まんまる) 2011-07-26 07:21:02 たまさま、いいですね!それ!!もちろん縁結びのはないんでしょうね…相手から避けられちゃ、ダメだもんね。言霊というか、名前を呼ぶだけで強めちゃうとか、起こしちゃうとかきっと、そういうことで、お名前をふせているんでしょうか。不謹慎ながら、面白すぎる…「俺・屍」は、大変カルトな魔窟的ゲームです。RPG+子育てゲーム…当時『妊婦に人気』といわれていました。大変時間のかかる、難儀なゲームだった覚えがあります。 返信する 崇徳院 (べにお) 2011-07-26 08:09:37 そうでした、彼も怨霊ですよね~。我々「はいからさんが通る」世代には有名な瀬をはやみ…の作者であります。しまった。この歌の授業の時、怨霊ばなしし忘れた!激しく後悔。道真の時は1時間かけてしゃべったのになぁ。…だから授業時間が少なくなるのだ!(セルフツッコミ) 返信する 和歌にもつながりが (まんまる) 2011-07-26 18:10:17 あるんですか~♪うう~ん悲恋の歌と思っていたけど、怨霊さんの歌と思うと味わいがまた違う…来年度は、しっかり怨霊話をお子達にお伝えください!新学校に潤いを!授業に教養を!!きっと、目をキラキラさせますよ♪ 返信する 規約違反等の連絡
祟るくらい、させてやりゃあいいのに。
って、祟る「くらい」ってことはないけど。
してみると、やはり菅原道真はものすごい怨霊ですねー。
一人を祟っただけじゃなく、京の都自体に祟っちゃったんですから…。
武将じゃなくて、その男の人が…
菅原道真さまは学もおありだったから、
この世の理不尽が許せなかったのですな~、きっと。
やるだけやって、今は、学問の神様♪
その辺の吹っ切れ具合もすがすがしいお方ですね。
さすが、ことだまの国。。。深いなぁ。
怨霊で根深いのは、四国白峰の崇徳天皇。
「大天魔になって、天皇家が治める日本に仇をなす」っつって自殺。
明治維新のときも、太平洋戦争のときも、邪魔しないように、天皇家がお参りした。
一般人には関係ないんだけど(^^)
「雨月物語」にも書かれてるけど、天皇家を呪ってるってのが、大衆にはウケたみたいですね。
早良親王さまも、天皇家にたたりをなすのではないでしたか??
あ、アレは、平安京よりも前??
「俺・屍」というゲーム(正式名称『俺の屍を越えてゆけ』)に中ボスキャラで出てくるんですよね~♪
一時期はまりました(笑)
早良親王と一緒に京都の御霊神社に奉られてる皇族は、もう祟らないみたいですね(^^)
崇道天皇は早良親王の後。
死後おくり名されて天皇号がついてるけど、親王でした。
ところでそんなゲームがあるんだ。。。
ゲーム業界もある種、魔窟だな。
崇道天皇のほうが怨霊として強いのにあまり知られてないのは、まだ祟るかもしれないからかも。
現地の人も知らなかったですよ。
最強の怨霊なので、交通事故に遭わない(相手がよけてくれる)って言う、交通安全のお守りがナイス!
もちろん縁結びのはないんでしょうね…相手から避けられちゃ、ダメだもんね。
言霊というか、名前を呼ぶだけで強めちゃうとか、起こしちゃうとか
きっと、そういうことで、お名前をふせているんでしょうか。
不謹慎ながら、面白すぎる…
「俺・屍」は、大変カルトな魔窟的ゲームです。
RPG+子育てゲーム…当時『妊婦に人気』といわれていました。
大変時間のかかる、難儀なゲームだった覚えがあります。
我々「はいからさんが通る」世代には有名な
瀬をはやみ…の作者であります。
しまった。この歌の授業の時、怨霊ばなしし忘れた!
激しく後悔。
道真の時は1時間かけてしゃべったのになぁ。
…だから授業時間が少なくなるのだ!(セルフツッコミ)
うう~ん悲恋の歌と思っていたけど、
怨霊さんの歌と思うと味わいがまた違う…
来年度は、しっかり怨霊話をお子達にお伝えください!
新学校に潤いを!授業に教養を!!
きっと、目をキラキラさせますよ♪