生後20日を迎えて

2018-07-08 20:21:33 | 日記



こんばんは、やびまるです。



想像以上に
1ミクロンの余裕もなくて
ブログを書く時間もなくて
そもそも想いを馳せる時間もなくて
今に至ります


こんなに育児って大変なんだって
めちゃくちゃ驚いてますし
世の中のお母さんを心から尊敬します。


こんな経験をさせてもらう日が来るなんて
本当にまだまだ実感が湧いていません。



お母さんになって、20日。
早かったか遅かったかと聞かれると
それすら分からないくらい
一生懸命過ごした20日。


とにかく毎日が勉強で
正直涙を流さない日はまだありません。



病院にいる頃は
とにかく早く退院したくて
毎日指折り数えて過ごしました。


気付けば友達も沢山出来て
そういう意味では
寂しくはなかった病院生活だけど
やっぱり息子と二人きり
とくに初めての夜はとても不安でした。


夫に帰って欲しくなくて
1分でも1秒でも長く居て欲しくて
だけど病院側の21時面会終了という
ルールに従わなくてはならず
21時ギリギリまで部屋にいて
時間になったら病院の階段のところまで
息子を抱っこしたままついていって
夫の車が見えなくなるまで
病院の窓から毎夜見送りました。



夜中も時間関係なく
息子は起きてミルクをせがむので
テレビを付けて時間がわかるようにして
ふにゃぁ〜と泣き声がしたら
どんなに眠くても俊速で起きて(笑)
下のフロアまで降りていき
授乳室で出ない母乳を絞り出して
30分も1時間も
息子に授乳を頑張りました。



みーんな寝静まる夜中の病院で
産婦人科だからいっぱいママがいるはずなのに
いつも一人で授乳室にいたように思います。


赤ちゃんの声も他の部屋から
全然聞こえてこなかったなぁ…

今考えたら
聞こうとしなかったのかもしれないですね。





とにかく孤独でした。

4時の授乳なんかは
夫も100%で寝てるし
テレビも通販ばっかりで
明らかに収録の映像が
どのチャンネルも流れてると

今、この世界に
独りぼっちなんじゃないかと
錯覚しては震えました。



朝が来て授乳をして
ご飯を食べてまた授乳をして
助産師さんに呼ばれて…と
勿論自分の時間は殆どなくて
日中は家族が来てくれたり
夜は消灯まで必ず夫が来てくれたりで
睡眠をとることもなかったので
余計に夜中は寂しいやら眠たいやら…


今思い出しても
胸が苦しくなるような
そんな気持ちです。


1日の長さにも驚きましたが
終わりは必ず来るってのは本当で
退院の日がやってきました。



退院の日は
とにかくワクワクしていて
朝からご機嫌でお風呂に入り
知らない妊婦さんにも話しかけ
夫のお迎えが楽しみで楽しみで
息子と二人、ルンルンでした。


10時過ぎにお迎えが来て
11時が退院の時間だったので
そこまでに入院費を精算し
車に乗ってまずは
私の実家に帰る前に自宅に連れてってもらいました。



愛すべきワンコたちと
早く再会したかったのです。



陣痛が始まってから
一切の余裕がなくなってしまって
ワンコロたちにも
全然構ってあげられなかったから
退院の日は自宅にまず帰って
いっぱい撫でてあげよう!
そうおもっていました。



自宅に着くと夫が玄関に
[ようこそ!息子くん!おかえり、ママ]
という垂れ幕?をかけてくれていて
可愛いお花がリビングに飾ってありました。


愛に溢れる我が家。


帰ってきた…
出産を終えて、帰ってきたんだ…



そう思ったのもつかの間
ワンコロたちの激しい寵愛が
待ち構えていました



息子を抱っこしてた私は
ワンコロたちが
ピギャァァアアアアアアア
喜び飛びつく様に驚いてしまって
パニック



すぐさまワンコロたちは
新しい家族の存在に気づいて
ギャン鳴き


これには精神的に参ってしまって
自宅に帰ってすぐ
ワンコたちを怒ってしまいました



ずーーーっと楽しみに待っていてくれた
ワンコたち。
私もずーーーっと逢いたかったのに
息子も守らなければいけないし
何よりまだ外界に全然慣れてない私は
パニックを起こして
よりにもよって
愛するワンコロたちを怒ってしまったのです



その後涙が止まらなくなって
せっかく自宅に帰ったのに
ずっと泣いてしまいました。


それから私の実家に送ってもらい
私は平日、最強に頼りになる母の元で
息子と自分の体調回復に努めました。


母を筆頭に
父や弟妹、祖母、実家のワンコのお陰で
ゆっくり体の調子も整えながら
夜泣きギャン泣き謎泣きオンパレードの息子と
退院後の日々を過ごしました。



助産師がいないところで
赤ちゃんのお世話なんて出来るのかな、と
不安だったけど
母が助産師さん以上の働きと安心感をくれて
実家に帰れる環境にいる自分は
改めて物凄く幸せだと感じました。



2週間経って
一昨日、自宅に帰ってきました。



最初はやっぱり
ワンコロたちの激しい寵愛に
心も体も疲弊したけれど
夫の献身的なサポートのお陰で
ワンコロたちとも無事に
ただいまを交わすことができました。



ただ…
帰宅したその日は
不安となんとも言えない気持ちで
涙が止まらず
夫をとても心配させました。


これから夫婦二人で
この子をちゃんと育てていけるのか
この先、大丈夫だろうか
この子は幸せだろうか


まだまだ自問自答の日々ですが
ゆっくりゆっくり一歩ずつ
親にさせてもらってます。



他にもちょっとしたことで
物凄く不安になって
その度に夫と話し合いをしています。



うんちが出ていない
ミルクの温度が分からない
ミルクの回数
眠れない
息子の呼吸の仕方が心配
ワンコロたちの心が心配
夫が頑張り過ぎて心配



その度に、大丈夫大丈夫と
大きな心で包んでくれる夫に
何度も何度も感謝しています。



実家から自宅に帰るだけで
こんなに不安で
しっかりしなきゃと言い聞かせては
涙が出る毎日ですが

世の中のお母さんたちはみんな
こんな風に、厭寧ろもっと
大変な方もいるわけで
でもみーーーんな頑張ってるから。



何より息子は
私たちがしっかり育てなきゃ
生きていけないわけですから。



私たちを選んでこの世に産まれてくれた息子を
しっかり包んでいこうと思います。




いつか5時間くらい
何にも考えずに
ガッツリ寝られる日が来ますように…




愛する家族のために。
愛する家族とともに。



今日も頑張っています。