去年のライブレポ1本、残っておりました。
教授(坂本龍一さん)trioツアー最終日、
山口YCAMでの模様を、お伝えします。
いい音をありがとうございました☆
2012.12.21 坂本龍一Trio Tour 2012 Japan&Korea @山口YCAM スタジオA
2012年ももうすぐ終わり。
今年のライブ参加の締めは教授のトリオツアーです。
このメンバーでのツアーは昨年のヨーロッパに端を発しますね。
それをUstream中継という手法で(平野友康さん感謝です!)
何公演かを視聴することができて、めっちゃ感動したんですよね~。
朝5時に聴く戦メリもよかったんだよ~。
その音源がitunes配信になって全部買うのは大変だから
(わたしそこまでマニアになれず笑)、
スペインバルセロナ公演を購入してヘビロしてました。
来年は日本でもあるから の言葉を頼りに。
ツアー日程が発表になって、どこに行けるかをすごく考えた。
広島ありませんからね~。
大阪?福岡??検討したのだけど、日程を自分の都合と見比べると、難しいなー、
うーん、どうしよう。。。。でも観たい。。。。
そこへ山口追加公演の発表があったから即飛びつき!さすがYCAM!
去年も行った湯田温泉。しかし温泉を堪能できないくらい短時間の滞在になったので
そのリベンジも兼ねてます。
(去年もYCAM関連で教授は呼ばれてまして、同じ時期12月に観に行ったのです)。
トークはおもしろかったなあ。
ライブは、あのテのライブの聴き方がわかってなくて、
楽しいのかどうかが部分的にしかわからなかったんよ。
ピアノ音をサウンドコラージュのように聴けたパートはおもしろかったんだけどね。
今年はtrioコンサート。
THREEというアルバムも出ています、予習に最適。
今回のツアーでもustream中継が観られた場所がありまして。
大阪と福岡とソウルと清水(静岡)の、全部ではなく視聴できた時間帯のみ見て
それぞれ弾いた曲が微妙に違い、その都度、おおーーー!と思いました。
(部分的にでも視聴できるし、自宅で寝転がってでも(笑)視聴できるのがありがたいですよね>ust中継)
おひねりには参加してなかったんですが、いいアイディアだと思います。
開演が20時。遅いこともあって宿を取りました。去年と同じ宿。すっかりなじみ。
早目にチェックインできた。
もし天気が良かったなら山口駅まで出て、サビエル記念聖堂や
瑠璃寺五重の塔を観たかった。
あいにく、雨が降っていて風も吹いて歩きにくい。
残念だけど次の機会に譲ろう。
温泉を楽しもうと入浴ました。いいお湯でね~。出たくなかった(笑)。
すっかりのんびり。贅沢した。
コンサート前に夕食を摂ろうと出かけ歩けば、
忘年会日に一番集中する金曜日の夜は、
宴会のできそうなお店にはそれぞれ会社帰りの人たちが群れてました。
温泉街の道、大きな宿が連なっていて観光地なのね~って思いながら歩きました。
洋食屋さんに入って食事。
後から来た二人連れの方々、今夜のコンサートに行かれるみたい。会話から。
私も行きますよと言いたくなりました笑
19時。YCAMに入りました。入場しちゃえ~。
グッズ売り場にて パンフを買うと握手会に参加できます~ のような案内。
今回はコンサート後に握手会があるらしく
(東京公演では実施されなかったそうです)、
じゃあ買っておかなくては!と思ってパンフ購入。
握手券カードがついてきました。別な楽しみが増えました!
そして。。。チケットはA列。
フツーに考えたら最前列なわけでして。ふふっ。
会場に入ると。。。。。立派なコンサートホール形式になってました。
いろんな使い方に組めるスペースなんですねー。
確かに最前列でした。。。。けど端っこだったー。
教授のピアノが遠くに見えます。
弾いてるお顔は見えそうだけど弾いている指は見えそうにないですね~。
ステージ上にあるピアノは「つや消しですね」なるほどー。
その他ライト機材やらいろいろさりげなく並んでいるもの全部、
詳しいことはわかんないけどいいものをつかっていそうな感じでした。
3人きりにしては広いステージ空間だ。(ピアノ-チェロ-バイオリン)
時々?煙ってきたりして。お香かな?匂いがしてきたと思った。
開演時間になって、ピアノ調律さんが音を鳴らして。。。。。。
開演前BGMというものはなかったと思った。無音だったと思う。
そのうちジャキスさんとジュディさんが楽器を持ってスタンバイしてきた。
と思ったら教授がジャキスさんに近寄って「よろしく!」みたいにポン!タッチ。
ジュディさんの衣装、黒ロングカーディガン風シャツかな?(シースルー)
の下に紅いキャミソール+スパッツですかねー?足は銀のハイヒール。
バイオリニストって華やかな雰囲気が必要ですからね~。
シャツが丈長くてスカートを合わせたように見えるスタイルです。
教授もロングジャケットだった~。博士風な感じで。
体型を隠すのに最適ですよね笑
わたしの席からは対角線上、ステージ袖にUstream中継をしようと
座ってる平野さんの顔もちらっと見えてました。
今日もがんばって届けてくださいね!
ここからだと教授の顔がギリギリ見えるかなっていう位置でした。
全部の曲に感想をつけたいですが、可能な限りで。
キズナワールド
慈愛を感じさせる曲。音が会場を優しく抱きしめて包む感じ。
ジャキスさんの音に圧倒される。
教授がマイクを持って。。。。。「地球最後の日(笑)を山口で。」
マヤ暦によると地球最後の日だというとこからのお話ですね。
あれ、どこからカウントするんだろう?時差は??つっこんでらっしゃいました。
ハッピーエンド
THREEでのバージョンに添った、ゆるやかに流れていくような演奏。
ずっと、教授のスタッカート風なピアノバージョンで覚えていたから違う曲みたいだった。
美貌の青空
コンサートが終わって数日経っても脳内で流れている、すごく印象に残った演奏。
ボーカル入りのヴァージョンもあります、私が歌うと妙に明るくなってしまうのです。
そういう曲じゃないもんなあ。
フラワー~
この曲は崩して弾くのがお約束になりつつありますね笑
最初は 教授、音外したん?と耳に入る音が、
だんだんと教授の世界に入っていく。。。ような演奏で面白かった!
最終日ですねという話から。最終日だからといって変わったことをしてもねえ。。。ということで、
今日は特に変わったことはしない模様です。残念!?笑 いえいえ、それでもいいかなと思う。
昔は変わったことしてました、スタッフを驚かせようとセットリストを逆に演奏とか」
→そんなこと考えるんですね笑
ジュディさんはオーディションで決めて出会った。
ジャキスさんとは来年で20年のつきあいになる。ジャキスさん経由で訪れることができたジョビンさんの家の話。
それが元で生まれたCASAの話があったと思います。
ノスタルジア?スティルライフ?どっちだろ、このタイプの曲は強烈なメロディがないから
曲の輪郭をつかめてないんよね~。どっちかを演奏しました(爆)
→セットリストを見るとスティルライフインAの方でした!
3人がちょっとずつソロを弾いてリレーのようにつないでいく(回していく)ようなパートがあった。
キャスタリア このツアー、教授ピアノソロで演奏されてます。好きな曲。
とても嬉しくて、聴きたかったのでじっくり。いいなー。メロラインも好きですけど、
添える和音の響きが美しくて聴き惚れ。いい曲だなあ~。
教授の、イントロ部分のピアノの弾き方を変えたん?出だしちょっとわかんなかった、戦メリ。
ジャキスさんとジュディさんの音もばんばん聞こえていて、3人きりなのにすごく厚みのある演奏。
終盤の盛り上がるパート、何回聴いてもいい演奏だと思う~。すごいー。
響きを聴かせるために ゆっくり弾いてます。1音1音、残響までが音符。
自然の声 や 一命 といった、最近の曲が活き活きして聞こえる。
一命も、何度か聴くうちに味が出てくる~。
最後の、大サビ直前のピアノ入りあたりからツボです!きたきたーーー!と思う。
ラストエンペラー は重厚!フルボディ!がつーんときた。
楽しみにしていた 1919。 バトルですからーーー笑
教授とジャキスさんの演奏バトルタイム、聴き応えあるねーーー。
今日のバトル終盤では番町皿屋敷みたいになってました!?(笑)
アンコール。
来年のNHK大河ドラマ「八重の桜」にテーマ曲を書きました という話。
広島出身の、綾瀬はるかさんが主演です。ドラマも見ようと思いますよ。
(劇中音楽は中島ノブユキさん担当とのことで、こちらも気になる)
ドラマの、完成している回を見せてもらったそうで。
NHKに頼まれていない「八重のテーマ」も書いたのですが、それも使われていたそうです(笑)
でも、教授が思っていたのは主人公の八重さんがアップで映っているとこで使われる。。。。。と思っていたのですが
意外にも勇ましい戦闘シーンで流れてたそうです。。。激しい曲だったかなあ?
八重の桜~八重のテーマ と2曲続けて演奏。
テーマ曲は いかにも NHK大河!って感じの曲でしたねー。
日本のドラマに流れていそうな。。。。教授らしさがどこまであるのか、
パっと聴いただけではつかみにくいように思いましたけれど
何回も聴くというのが前提にあるのかもしれないですね~。
八重のテーマ は自由に作ったということもあって、
こっちは教授らしい雰囲気があると思います、私は好きだ、こーいうの。
演奏終えて3人が袖に引っ込みます。
袖で、平野さんがいるあたりにて、何か飲んでました。水?シャンパン??
(後でtwitterにて尋ねてマネージャーさんから”あれはシャンパン”とお返事いただきました)
それが見えて得した気分(見えない方も多いですもんね)。
2度目のアンコール
スタンバイしておもむろに レイン! わあーーー!
ラストエンペラーの中で、雨に打たれながらのシーン用に書かれた曲だったのですが、
いまや独立して1曲になったような感がありますね。たたみかけ方が上手です~。
3人の合わせ方がすごいーーーー。
それから パロリブル。 終わっちゃうなあ。。。。感がいっぱい。
とても素敵な曲で、この曲を聴くと夜空に輝きを放つひとつの星 が浮かびます。
ひとつだけ夜空を背景にくっきりと輝く。柔らかなタッチのピアノです~。
締めにぴったりな曲。
終わっちゃったかあ。。。。。と思いながらも、みな拍手やめてなくて。。。。。。
3回目のアンコール。教授だけ登場してきました!
「最終日なんで出血サービスで」と言われて アクア。
パロリブル~アクア と来ましたかーーーーー。
アクア や フラワー~ には歌詞をつけたいぞと思っていてトライしたことはある。
アクアは美雨ちゃん、フラワー~は(UTAUで)大貫さん がすばらしいのを披露されているので
あれを超えるものは書けないですね~。
丁寧に丁寧に弾いてました。
優しい響きが場内にあふれてました。
セットリスト
教授ファンサイトから。ここのなら間違いはないもんね☆
01.kizuna world
02.happy end
03.bibo no aozora
04.a flower is not a flower
05.tango
06.shizen no koe
07.castalia -piano solo-
08.still life in A
09.tamago2004
10.merry christmas mr.lawrence
11.ichimei
12.the last emperor
13.1919
encore
14.yae no sakura
15.theme for yae
16.rain
17.parolibre
18.aqua -piano solo-
終演後の握手会参加に並んでみた。
何人くらい並んでいたのでしょうかね?
教授の握手会ははじめてですが、ゴンチチサイン会は何度か行ってますし、
トータスさんも(ウルフルズ時代から)何回か経験があるので、
これは短い時間に伝えたいことがあれば言っておかないとなーと思って。
そうは言っても本人を目の前にすれば吹っ飛ぶからな。。。。うむむ。
握手のみゆえサクサク進みます。すぐに順番やってきました。
メガネは上側が黒かな?のフレームでした。全部ぐるりと囲むのじゃないメガネね。
両手で教授の片手をつかまえて(笑)
「広島にも来てくださいね」とだけ伝えてみました。
”広島”の言葉に ん?と大きく反応された後、”わかりました”というようにうなずいていただきました。
来ていただけるかも?っていうウワサも聞いてはいるのですが、どうなったのか発表ないですもんね~。
もし、来ていただいても握手なんて機会ないですもん!がんばりました。
手は。。。案外がっちりしているのですよね、ピアノを弾かれるにしては。
若い頃、六本木で夜ごと暴れていた時期(笑)には近づけるはずもないし、
政治的発言いっぱいされてる場面でも近づきにくいと思うので、
こういう時にちょこっとお会いできればそれで。
のほーんと立ってらっしゃるのがいいです(笑)
握手終わっても遠くから様子を見てました。
全員終わってからだと思う、「ありがとねー」風に手を挙げて
残ってるうちらに挨拶されて。場内拍手!(笑)
翌日朝に撮影しました、YCAM。
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