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日本共産党 群馬・太田市議 水野正己のブログ
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おうかがい市バス 来年度から運行体制を変更

2011年12月17日 | 市議会・市政ニュース

 太田市はおうかがい市バス(デマンドバス)にたいする市民の声を受け、来年4月から運行体制を次のように変更します。

●市内を4ブロックに分け、ブロックごとの循環バスとして運行。
●現行の「ドアからドアへ」から停留所(市内4ブロック合計で約600カ所を予定)方式に。
●乗車対象は現行の「①75歳以上、②障がい者、③その他特別の事情のある交通弱者」から、「①65歳以上の交通弱者(自前の交通手段をもたない人)、②高校生」に拡大。
●料金は現行の無料から1回300円に。
利用には現行と変わらず登録が必要。

往復料金
1,200円になる人も
乗継券の発行を

 まず1回300円という料金については、ブロックを超えて別のブロックのおうかがい市バスに乗る場合は2回の乗車となり料金は600円に。
 
目的地への往復では1,200円になります。

 おうかがい市バスから路線バスに乗り継ぐ場合は300円に路線バスの料金200円(高校生以下と65歳以上は100円)が加わり、往復では2倍の料金となります。

 私が伝えた市民からは、「往復1,200円は高い。乗継券を出してほしい」「せめて市内全域・片道300円にしてほしい」という声が多数よせられています。


はん雑な登録制

 登録制は高齢者や障がい者などから、「手続きがはん雑」と評判がよくないだけに改善が求められます。

乗車対象者を拡大
足利日赤・新大田病院行き
路線拡大も


 乗車対象者の拡大は前進といえますが、市内4ブロックで合計600カ所の停留所でたりるかどうか…。バスも現行と同じ6台のままではたりるかどうか…。

 なにより大切なのは公共バスの充実です。

 足利日赤病院や来年4月に開院予定の新太田病院行きも既存路線に加えられますが、市内を運行する公共バス
全体として充実できるかどうかが問われます。

 4月までにみなさんのご意見もうかがいながら、よりよい公共バスとするために、建設的な提案を続けたいと思います。


おうかがい市バス
(デマンドバス)
【現行の運行体制】
●乗客のデマンド(希望)に合わせて走行するバス。太田市では2010年4月1日から運行を開始しています。利用希望日の1週間前から前日までに申し込み、利用者の自宅付近から目的地までを往復します。
●利用対象者は、①75歳以上、②障がい者、③その他特別の事情のある交通弱者(いず
れも市内に住民票のある交通弱者)。
●利用できる目的地は①市および近隣市町の医療機関、②市内の商店、③市内の最寄り
駅。
●運行日時は月~金。午前9時~午後4時。※土・日・祝日および年末年始(12月29日~
1月4日)は休業。
●利用回数は当初原則年間50回まで(週1回程度)とされていました。。
●私の2010年3月4日の質問で、施設に通う障がい者は「原則年間50回まで」の規定に関わらず利用できることになりました。通勤・通学のための利用も、申し込めば利用できるよう
に検討されることになりました。しかしその後の検討では、通勤・通学のための利用は認められませんでした。
●利用料は現在無料。

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