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日本共産党 群馬・太田市議 水野正己のブログ
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4月から高齢者タクシー券・乗り合いタクシー おうかがい市バスはドア・ツー・ドアに

2020年01月30日 | 市議会・市政ニュース

市議団news/No3/2020年1月26日号 

太田市議会・議会中継のページ
 議会での質問や討論の録画映像が見られます。


石井市議の質問実る

 市は4月から、1人暮らしで移動手段のない高齢者を対象に、通院支援として月1往復の利用が可能なタクシー券を交付(年24枚)し、買物支援として週1回の利用が可能な相乗りタクシー(無料)を運行する計画です。おうかがい市バスは対象者を70歳以上で徒歩以外に移動手段のない人に変更。現行のバス停方式を改め、自宅から公共施設や医療機関、商業店舗まで乗れる「ドア・ツー・ドア」方式で運行する計画です。料金など詳細は4月までに決定するとされます。

 日本共産党はこの間、高齢者タクシー券の交付や公共バスの充実などを重ねて求めて来ましたが、4月の市議選で初当選を果たした石井ひろみつ市議の6月議会での質問が実ったことになり、一歩前進と言えます。

対象者を限定・縮小
玄関まで来るといっても
今と同じ距離までしかバスが入れない

 課題も残ります。
 タクシー券の対象は70以上の一人暮らし高齢者に限定され、交付も年24枚、利用も医療機関への月一往復だけとされます。
 乗り合いタクシーも対象者は70歳以上の一人暮らし高齢者に限定し、利用は週1往復の買い物に限定とされます。
 おうかがい市バスも対象者を70歳以上に限定し、料金は今の100円から、地区内200円、地区外300円(いずれも1回の乗車料金)に上がるとされます。

 おうかがい市バスは玄関前まで来るとされますが、公営住宅に住む人の場合は、今のバス停と同程度の距離の場所までしかバスが入れないケースがかなりあると思われます。玄関前が入居者の駐車場となっていて、バスが公営住宅の敷地や駐車場の外までしか来れず、そこから玄関までの距離が今のバス停までの距離と変わらないケースが多いの現状だからです。

 二人以上の世帯の人で徒歩以外に移動手段がない人は、一人暮らしの人と移動手段・公共交通という点では条件は変わりません。

 今の70歳未満のおうかがい市バスの利用者が4月から利用できなくなる問題も解決しなければなりません。公共交通は試行錯誤の連続ですが、"クルマがなくても暮らせるまちづくり"に向けて、利用しやすい便利な公共交通にするため、引き続き頑張ります。

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