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ネジバナ

2010年07月10日 | 植物
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ネジバナ


名前は写真をみれば納得行くと思います。山や草原、その辺の庭
でも良く見かけますが、花が螺旋状に付いていることが名前の由
来にもなっています。花自身は非常に小さく近寄って見ても良く
分からない程度です。でもこれでもれっきとしたラン(蘭)の仲
間です。

日本の野生ランの中で一番小さいかもしれません。別名モジズリ
と言います。漢字で書くと「捩摺」となります。元々は信夫捩摺
から来ているようで、広辞苑では「昔、陸奥国信夫しのぶ郡から
産出した忍草の茎・葉などの色素で捩(もじ)れたように文様を
布帛(ふはく)に摺りつけたもの。」と説明されています。現在
では織物が残っていないようなのでどんな物かは分かりませんが、
ネジバナをイメージさせる柄だったのでしょうか?

和歌にも詠われていて、「みちのくの しのぶもじずり 誰ゆえに
乱れむと思ふ 我ならなくに」(河原左大臣)と言う有名な歌が
あります。この織物から名付けられたと言う事ですが、いつ頃か
らそう呼ばれたのか定かで無い様ですが、江戸時代には植物の資
料に載っているそうです。

どこでも良く勝手に生えますが、単体で育てようとするとなかな
か育ちません。他の植物と一緒と言うのが一番元気の様です。根
も面白く、ミニダイコンの様に太く短い根になっています。今は
花の時期なので紹介出来ませんが、植え替えの時に紹介したいと
思います。

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