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問題はいついかなる場所にも、存在します。日本は不況のまった
だ中、無理に考えなくても、円高・株安、デフレ、雇用、政治、
医療、介護、年金、など生活、経済全てが問題だらけです。まさ
に問題はユビキタス状態です。ITのユビキタス環境を構築する
のは大変ですが、問題のユビキタス化は簡単です。何もせずに放
っておけば良いのです。気が付かないか、気が付いても無視をし
て何もしなければ、問題は勝手に大きくなり、広がって行きます。
しかも問題はあると分かっていながら、解決はなかなか出来ませ
ん。先ほど挙げた問題も実際に解決出来ていないことは皆さん実
感されていると思います。問題は大きく、広がると解決するのは、
これほどまでに難しいと言う事です。日本では10年以上も解決
出来ていない問題が、これでもか!と言うくらいあります。問題
はあるとは分かったが何が問題なのか?と言う具体的なところに
なると、人によって相当違ったものになってきます。円高にして
も、政治が..、日銀が..、輸出が多すぎ、為替投機が..、
貯蓄多すぎ、金融機関の国債買いすぎ、など他にも問題とする事
はもっとあると思います。
同じ対象の問題でも問題とする認識が異なるのです。どれが正し
くどれが間違っていると、対策の結果が出る前に簡単に結論を出
すのは難しいと思います。結果が出て初めて、正しい、間違って
いるかが分かります。逆に言えば対策の前の段階で、どの認識が
正しいのかを証明することは大変難しいと言う事でもあります。
こういう時は議論を行い、疑問を解消し、新しい発想、認識を呼
び覚ます事で、ずいぶん前進できると思います。最近、良く車で
移動中に、国会中継を聞くことがありますが、あれは議論になっ
ていません。与党の議論を避けた答弁も問題ですが、野党の主張
だけで議論に持ち込まないのも問題です。国会の仕組みにも問題
があり、答弁スタイルでは議論になりにくいと思います。まだ国
会の様子を聞いたことが無い方は一度じっくり聞いて見ると問題
が体感できると思います。
問題は見えていてもこうですから、見えていない問題は議論の対
象にもなりません。まず問題を発見して認識することが必要にな
ります。これには、問題発見のスキルと努力も必要ですが、その
前に発見した問題を無視しない環境を構築することが肝心です。
悪いことは発見してもほめられることは少なく、下手をすれば、
せっかく見つけても、何だそれは!とか、誰のせいだと、問題よ
り責任を問題視する場合が多いのも事実です。まず、問題の認識
を問題無く共有できる環境を作っておくことが問題解決の第一歩
だと思います。
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