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健康保険は生活の中で重要な役割を担っているものですが、会社
勤めだけでたまに医者を利用するだけでは普段意識することはあ
まりありません。しかしこの一年はいろいろなことがあり、健康
保険にも知らなかったことがあると、いろいろ知りました。
サラリーマン生活を止めてまず、いろいろな手続きが必要で結構
時間がかかりましたが、まず健康保険料の金額の高さにビックリ
しました。それと健康保険料が地方税として扱われていること、
保険料の金額は前年度の収入によって決まるということも情報と
しては知っていましたが、実際に現在の収入が減っても保険料は
多いときの収入として1年間払えと言われるのは金額を考えれば
改めて大変なものだと感じました。国税は源泉徴収なので、税金
も、ものによって考え方がバラバラです。政権が変わっても議論
の対象にもなっていません。消費税の話ばかりで、取ることしか
頭に無いのは寂しいかぎりです。
健康保険については法律で国民全員が加入すると明記されていま
すが、制度がバラバラのままです。アメリカでもオバマ大統領が
ようやく健康保険は全員が加入すべきだとということで活動して
いますが、なかなか思い通りに進んでいないようです。考え方は
良くても影響が大きく、影響を受ける人たちは自分の立場として
反対することになるのだと思います。自分への影響が損すること
への抵抗は根強いもので、私自身も程度によって全部賛成出来る
かは微妙です。
全員加入と言う割には国民健康保険料が地方税扱いでしかも統一
されていません。自治体によって保険料が異なっています。保険
料は前年の収入で決まると言いましたが、実はその他にも収入が
ゼロでも課金出来るように、基本料(表現は違いますが意味はこ
んな感じです)、固定資産割(土地や家の資産に応じてかかりま
す)と言うものがあって結構複雑な計算になります。特に固定資
産割は自治体によって対応が違います。私の住んでいるM市では
現市長の公約によって固定資産割を徴収しないというので、周り
の他の市町村より保険料が割安になっています。年間で言えば6
万円ほども安くなっています。
個人としては嬉しいのですが、落ち着いて考えるとどうなのか?
と考えてしまいます。ただ、これが全国一律になって私の保険料
が大幅に上がるとなると賛成できるか悩みます。やはり多くの人
が納得できる仕組みが必要なのだと思います。しかも国レベルの
仕組みになると健康保険単独での仕組みだけでは不完全で、医療
や税全般、介護、子供、老後、など生活全般を同時に考えないと
うまく行きません。少なくとも現状の仕組みでは良いと思えませ
ん。それを是非とも考えてほしいですが、現行の省庁制度の下で
単独の省庁が考えるのは無理があると思います。実行部門として
の省庁は必要だと思いますが、どうしたら良いか全体を考えるこ
とは単独の省庁には向いていません。全体の戦略を考える部門が
必要だと思います。ただし、現在のように政治だけで考えては偏
ったものになってしまうので、裁判員制度ではないですが、政策
員制度でも作って多くの人に参加してもらったらどうなのかと思
いました。
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