IT・技術開発その他いろいろ活用ブログ

ITや製品開発、その他役に立つかどうかは別にして、各種紹介や個人的な考え方、その他話題をつづって行きたいと思っています。

技術力とは-5

2010年07月06日 | 技術・科学
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ものの考え方はあらゆるものに適用できます。ですから、製品開
発においても様々な場面で、このときの「ものの考え方」は?と
言う事が出てきます。

それは全体に関係する大きなものから、小さな事に関するものま
で規模に関わらず、どんなレベルにでも必要なものだと思います。
製品開発においてはまず、どんな製品を開発するのかと言うテー
マについてが問題になります。このテーマの作り方に関してはセ
ミナーの方で詳しく扱っていますが、テーマの場合についても、
それを作るための考え方をどうするのか?という問題があります。

何を開発するのかを考えるときに、前段階としてどう言うものの
考え方をするのか?と言う事を考えなくてもどんなものを開発する
かは検討出来ますし、決める事もできます。しかし、事前にもの
の考え方が有るときと無いときで決定的に違うことがあります。

「ものの考え方」があるときは開発するものが決まったときに、
考え方に適合するか評価することが出来ます。評価としてはテク
ニカル的に評価項目を予め標準として決めておいて評価すると言
う方法がありますが、これは客観的評価であり、ある一定の基準
をクリアしているかを評価するものです。

一方「ものの考え方は」どちらかと言うと主観的なものです。良
く主観より客観的に..などと言われますが、製品開発において
はまず、「思い」が無くてはなりません。その上で客観的に評価
すれば良いのです。製品は設計情報を具現化したものですが、設
計情報は関係者の思い、考え方を具現化したものです。製品が消
費者に評価されると言う事は製品関係者の思い、考え方が評価さ
れると言う事だと思います。
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