幻家post

絵葉書のように旅の味わいをお届け

松島五大堂を齧る

2015-12-23 | 甘いもの
五大堂の前の小さな信号を渡ってすぐにところにある、せんべい屋。
雪竹屋には、修学旅行生らしき紺色の制服集団が群がっていた。
ここに限らず、あちこちを生徒たちが固まって歩いている。

ぴゃーぴゃー賑やかな声を背に、店内の種類豊富なせんべいを眺める。
どうやら支店がいくつかあるようだが、ここだけという売り文句に乗った。
一番人気の海苔は形が見えないので、醤油より華やかなざらめを一枚買う。

五大堂の形を、どこから食べるか2秒悩んで、ひとまず手で割る。
ばりっというか、がきっというか、期待通りの堅さが嬉しい。
せんべいは、こうでないと!歯応えのある食べ物が好きだ!すきだー!

ざらめもガリガリ、外のベンチで制服たちに背を向けて屋根から頬張る。
甘い。バリボリ。米の味はざらめでわからないけれども、じわっと旨い。
この石巻工房と焼印のあるベンチも、観光気分が高まってよろしい。

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