新発田翁屋の心残り

しとしと雨の降り止まない、新発田の城下町。
アーケードの下を黙々と早足で歩く。城も行くつもりだったが、
寒いし意外と遠いし時間も少ないし・・・と言い訳して、和菓子の翁屋へ。

食べてみたかった、ここの名物。
冬季限定の浪花かん。こし餡を使った羊羹形で、ふわりとした食感という。
まだ販売していたが、大きいサイズしかなく断念。でも多分好きだろう。

看板商品の翁もなかは、中に求肥が入っているそうで、パス。
茄子の砂糖漬けも非常に気になったが、高価すぎて諦める。無念。
さんざん悩んだ挙句、桜饅頭と萬歳楽を購入し、駅の待合室で食べた。

饅頭は桜葉入りの皮に山芋が含まれていてむちむち。中はこしあん。これ好き。
萬歳楽は、白い塩釜の中に粒餡と栗がまるっと包まれている。これも好き。
心残りは少々あれど、これはこれでよし、で新潟へ戻る。