幻家post

絵葉書のように旅の味わいをお届け

秘密の花園あんこ修行

2023-01-20 | 甘いもの
はいダメ!もう一度!脇が甘い、ぴしっと揃えて!
という叱責を何度も受けながら、参加者は涙を流して金属ヘラを振り回す。
甘いあんこも、塩辛くなっていく・・・ようなことはなかった。

小樽の老舗、新倉屋。創業は明治28年で、当初は食料品雑貨商だった。
色内に店舗があったが、大火で現在の花園に移転。昭和11年頃から花園だんごを売る。
そこで、和菓子ワークショップがあったので、参加してきた。秘密でも何でもない。

毎日各店で餡つけ作業をするそうで、講師役の女性はさすがの速さ。美しさ。
二代目が考案した山型一刀流という餡の形の習得には、そこそこ時間がかかるそう。
連れと二人で苦戦、見本には程遠い。(自分は白と抹茶。これでも誉めてくれた)

あん団子は二本ずつで、みたらしと胡麻はおまけでいただいた。持ち帰って味見。
もちーっと伸びる団子生地の柔らかさにも驚くが、やはり、あんこが旨い。
余ったあんこが、実は何より嬉しい。山盛り一杯流で欲しい。

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