幻家post

絵葉書のように旅の味わいをお届け

赤白に塗り替えられた真相

2021-07-05 | 北海道
石狩市のカントリーサイン(市町村の境界にある案内標識)は、
はまなすと、石狩灯台。まさに、はまなすの丘公園の絵柄。
灯台の開設は明治25年(1892)で、市が自慢したくなるのもわかる。

約1500mあるという砂嘴の、先端ではなく、木道入口にあるのは、
ここが開設当時の河口だったから。百年以上の歳月で、砂嘴が伸びたそう。
黒白の縞模様だったのが、昭和32年に赤白に変えられた。理由はなんでしょう。

1陰気だから変えてほしいと市民が嘆願したから
2塗替えの時にペンキの色を間違えて注文したから
3映画撮影で目立ちたかったから

河口近くの石狩川は幅広く、ほとんど海のように波が寄せては返す。
思えば遠くへ来たもんだ、と口ずさみながら、灯台のある入口へ引き返す。
塗替えの答えは3。カラー映画のはしりで、色彩効果を狙ったそう。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« はまなすの丘に降る太陽 | トップ | ハマナスは初恋の味 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

北海道」カテゴリの最新記事