陽水♪
19歳のとき、同室の友がカセットテープで
聴かせてくれた。
初めて耳にしたあの時の衝撃は忘れられない。
勿論それまでも両親に感謝はしていたが、
陽水の歌声を通して、痛切に実感させられた。
その両親も既に他界して会話することもできない。
特に母は25年前、63歳で逝ってしまった。
近くに住んで居なかったので、ゆっくりと
会話する機会も少なかった。
余命2週間と父から聞き、子ども3人連れて帰省。
父と交代で病院へ。
母の最後の言葉は、「蝶々がとまってる」だった。
それはカーテンを縛っているリボンのことを蝶々と。
もっともっと、母と語りたかったし旅にも行きたかった。
親孝行もまだまだ足りなかったと悔やまれて仕方ない。
もし、人生が二度あるならば同じ親の子として
生まれたい。
ただし、私自身は別の人生を送りたい・・な。
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