ますます大問題となり、カナダのメディアに毎日登場しているニュース:留学生の住むところがない!
9月の新学期が迫る中、パニックで立ち往生する留学生の様子です。
あなたは大丈夫ですか?
1.記録的な数のInternational Studentsを迎えるカナダの新学期、カナダの最悪な住宅事情の危機に落ち込む留学生。なぜこんなことに?カナダの留学生受け入れ歴史を紐解いてみると?
カナダの最悪な住宅危機の中、1番弱い立場にいるのが留学生です。
高すぎて住む所がない、留学生への差別で賃貸を見つけられない、大学の寮は満員・長い順番待ち、という最悪の状況に輪をかけ、同じ事情に陥るカナダ人から「お前たちがたくさん来るから住宅事情が更に悪化したんだ!」と攻撃の的になります、
カナダが最初に留学生に門戸を開き始めたのは、第2次世界対戦後まもない時でした。その理由は「卒業後母国に帰った留学生がカナダと母国との良好な関係の橋渡しをしてくれる」という可能性でした。その理由は未だに健在ではありますが、1980年代になり、カナダの各州が受け入れる留学生の質を緩め始め、規制を緩和し、学費は各受入学校が独自に決定出来るように変わりました。
これを境に、大学・カレッジに対する政府からの資金が減っていきました。それにより、各教育期間は資金不足を補うために留学生を積極的に呼び込むようになりました。第一に経済的理由からです。将来のカナダと留学生の母国との関係などは2の次になりました。
2000年になり、カナダ政府の移民政策が変化を続け、留学生が卒業後もカナダに留まり働くことが出来る制度を作りました。学外での仕事も可能にし、働きながらも勉強が出来る制度にも変えました。カナダの教育と仕事経験の両方が同時に出来ることに惹かれた留学生が永住権を求めて多くカナダを目指すようになったわけです、
ここからです。留学生が「金のなる木」とみなされるようになったのは。留学生を呼び入れる最大の目的は授業料収入と成り下がってしまいました。「大学で留学生を教育する」という目的は影に隠れてしまいました。昨年カナダは800,000以上の留学生を受け入れました。800,000x高い留学生の授業料=莫大な収入となります。カナダのGDPへの大きな部分を占めるようになりました。
しかし、政府は「金のなる木」として連れてこられる留学生を守る制度は何も作らないまま今日に至ります。リクルートの仕方、カナダについてからのケアなどについては何の規制もありません。学校の好き勝手、エージェントの好き勝手が留学生ビジネスです。
その結果が、特に今年の留学生住宅難です。一旦授業料を払いカナダに来た留学生には、学校もエージェントもカナダ政府も見てみぬふりをしているだけ。誰もケアしていないのが最大の理由の住宅難です。特にカナダの留学生の80%が目指すBC州、オンタリオ州、ケベック州の状況は最悪です。
希望を持ってカナダに来た留学生は、狭いアパートも借りることが出来ず、他人の借りたアパートのクローゼットで暮らしている。これがカナダ留学の実態です。
2.そんな劣悪な留学事情にお構いなく、ウハウハ授業料を上げ続けたノバスコシア、今ではカナダ1高額な留学先となりました。
詳細は”Canada News for You”から
3.留学生住宅難へのカルガリー大学の対応
詳細は”Canada News for You”から
カナダにはカナダをよく知ってからいらっしゃい!
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