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一口馬主生活の喜怒哀楽

2015 夏の牧場見学 ~ NF空港・前編 ~

2015-08-19 22:01:08 | 牧場見学
少し間が開きましたが、牧場見学記の続きです。
NF空港は総勢14頭と頭数が多いので、前後編に分けたいと思います。


まずは「A-3」厩舎で牝馬1頭。

シンラバンショウ(父:サクラバクシンオー・3歳・グリーン)



馬体重452キロ
周回コースで16-16の調整。
毛艶も良く、体調面に不安はなさそうでした。
休養中に馬体に幅が出てきた感じで、特にトモ周りが逞しくなりました。



折角なので、逞しくなった腰回りを。

月曜日に公式で、秋の中山で復帰を目指す旨、発表されましたが、
成長した姿を見せて欲しいですね!


お隣りの「A-2」厩舎で1頭。

ピエリーナ(父:チチカステナンゴ・4歳・キャロット)



馬体重463キロ
坂路で軽めに乗り始めたところ。
JRA復帰戦を鮮やかに勝ち、期待した北海道の2戦は惨敗。
結果的にコース適性がなかったということなのでしょう。
この後はNFしがらき(ホリー先生はしがらき信者ですので・笑)に移動するようです。
しがらきで乗り込んで復帰なので、まだまだ時間はかかりそう?
できれば10月17日から始まる新潟開催に出られると良いのですが。

同じ厩舎にいる筈のラダームブランシェは手術後の舎飼中とのことで
見学できませんでした。 無事に回復して戻って来てね!


厩舎を移動して「A-1」厩舎で牡馬4頭。

ファルセータ(父:タニノギムレット・2歳・キャロット)



馬体重524キロ
毛艶も良く、脚元には何の問題もないそう。
この仔の問題は、首に力を入れて走ってしまう為、首回りの筋肉を痛めてしまうこと。
なので、調教時にもなるべく首に負担がかからないような工夫をしながら、
「気を使って乗っています」とのことでした。 お世話をお掛けします!
秋には移動できる見込みだそうなので、少しでもリラックスして走れるように、
走りを矯正して欲しいものです。
後、少し休ませた後、何故か少し「ビビり」になったそう。
回りの馬の動きに、過剰に反応する面があるようです。 
精神的に大人になって欲しいですね。


ショットガンニング(父:サウスヴィグラス・2歳・シルク)



馬体重572キロ
出てきた時に「デカっ!!」っと思いましたね。
写真でもわかるように、かなり太めで余裕があります。(っていうか牛…ゴホゴホ
この仔の場合は、芝とか中距離とか、変に色気を出す余地がないので、
ダート・短距離に特化して使って貰えると思います。
とにかく、乗り込んで少しでもシェイプアップして、秋の移動に繋げたいですね。


ダンスールクレール(父:ブラックタイド・4歳・シルク)



馬体重530キロ
地方で早々に2連勝し、JRAに戻って2戦したところで骨折、休養中です。
ようやくトレッドミルでの運動を開始したばかりで、まだまだ時間がかかりそうです。
取りあえず、レントゲンでは骨折線が消えたようですが、慎重に見て行くとのこと。
年内にしがらきへ移動する予定ですが、競馬に復帰できるのは春以降になりそうですね。


ステファノス(父:ディープインパクト・4歳・キャロット)



馬体重520キロ
8月22日に函館競馬場に入厩が決まっているとのこと。
そこから栗東に入厩、秋は毎日王冠から天皇賞というローテーション。
まさに「王道」を行くことになりますね。
体調は毛艶こそ、そこまで良くはありませんでしたが、
牧場としては何も心配していない状態だそうです。
香港の惜しい2着から宝塚記念の回避と、春はもうひとつ弾けませんでしたが、
この秋の大飛躍を期待している愛馬なので、とくかく「順調に」とお願いして来ました。


長くなりますので、続きは後編で。


2015 夏の牧場見学 ~ NF空港・後編 ~ へ続く。
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