牧場見学２０１０ その４ 社台ファーム編

追分ファームから今度は社台ファームへ移動



写真はルブランを見学した時、近くにあったウォーキングマシーン



予約は１４時半でしたが、２時前には到着。

早速、事務所前の放牧地で癒しの時間を～。
すると、一頭の当歳の頭絡に
「ダイワスカーレット×チチカステナンゴ」の文字が

辺りを見回すと、いましたね～、スカーレットが。
すっかり繁殖牝馬となって、巨大化（失礼）しておりました。
スタリオンで会ったダイワメジャーも大きくてびっくりでしたが、
スカーレットブーケの仔は大きくなる傾向なんでしょう。

放牧地の親子を堪能し、１５分くらい早かったのですが事務所へ。
今回、ご案内下さったのは、午前中に伺ったブルーグラスファームの場長さん？のＭさん。
週に２～３日は社台Ｆのヘルプにいらしているようです。





早速、愛馬の見学へ




グロリアスフラワー（３歳牝　父：スペシャルウィーク）




馬体重　４４０ｋｇ
ウォーキングマシーンとパドック放牧の毎日。
７月１０日の函館・３歳未勝利・芝2000ｍで勝ち上がり、疲れが出たので放牧へ。
今は減ってしまった身体を戻しつつ、ゆっくりさせているようです。
レースが４２８キロでの出走でしたから、心持、回復しています。
でも、馬体を見れば、まだまだギリギリに映りますので、
近々乗り出すようですが、もう少しフックラさせて欲しいというのが本音です。
芝の中距離を走れる愛馬は貴重なので、復帰が楽しみデス。




フォーノーワンの０９（父：ヘクタープロテクター）




馬体重　４５５ｋｇ（募集時は４１０ｋｇ）
順調に夜間放牧を続けており、初期馴致も始まりました。
ただ今、鞍付けしてウォーキングマシーン内を歩く練習をしているとか。
ドライヴィングはまだですが、その内始まる模様でした。
馬体も、一切崩れることなく理想的な成長をしています。
社台地方チャレンジで、中央転厩を本気で考えているようなので、
成り行きを楽しみに見守りたいと思います




こちらは、近くに干してあった？１歳馬の初期馴致用の道具一式。
左上から、腹帯、頭絡、右にある座布団のようなものは、
鞍の代わりに背において、馴染んで貰うためのものだそうです。




カイルア（２歳牝　父：フジキセキ）




馬体重　４９２ｋｇ
デビュー戦を辛勝とは言え見事勝利で飾ってくれたカイルア
２着馬と差がなかったことから、「どうなんだろう？」っと思っていましたが、
その２着馬、モエレフウウンジが先日のイノセントカップ（Ｈ３）を快勝
勝った相手が、強かったことが分かって一安心です。
既に直線コース入りを再開しており、このまま調整を進めて、
９月に船橋へ移動するようです。　
船橋での厩舎はまだ未定とのことでした。




トリトン（牡２歳　父：アルカセット）




馬体重　４９０ｋｇ
今は坂路を１７－１７で２本の調整。
（クラブの公式では１６－１６となっていますが？？）
引き続き様子見中のこの仔も見学。
ソエが出て一頓挫ありましたが、収まってからは至極順調とのこと。
以前はひ弱い面が見られたのに、力強さが出てきたようです。
入厩のお知らせを聞けば、飛び込むかもしれません。（主人が…）
写真を見ても分かるように無駄肉がなく毛艶もピカピカでとても綺麗なお馬でした。




キープザブレイヴ（牡２歳　父：ゼンノロブロイ）




馬体重　５１２ｋｇ
１７－１８で１本の調整。
２本登っていた時期もありましたが、骨瘤が出てしまうので今は控えめに。
毛艶こそ良いのですが、う～む、こっちより断然トリトンの方が良いような。
っていうか、グリーンの頭痛の種になりそうな匂いがプンプン。
歩かせても気性難でまともに歩けないし…。
ま、今後の成長を願うのみです～。



社台ファームの見学で１日目はお終い。
さすがに疲れてホテルでぐっすり眠りました。



牧場見学２０１０　その５へ続く