牧場見学２０１０秋の陣 その２ 社台ファーム・前編

白老ファームから急行した社台ファーム。
ここからはデジママさんと合流して３人での見学です。

到着すると同時に、ご案内役のＮさんが登場で、
「早速、馬見に行きましょう」と。

さて、社台ファームと翌日に訪れたノーザンファームの育成は根本的に違います。
社台ファームの１歳馬は、馴致と並行してまだ夜間放牧も継続。
馬服も着せないスパルタ方針ですので、冬毛ボウボウです。
対するノーザンファームは、馴致を始めた１歳馬は夜間放牧は終了。
厩舎内でも馬服を着用するので、総じて毛艶はピカピカでした。
お馬の見栄えが全然違うのはそんな育成方針の違いからです。　あしからず。



ビルアンドクーの09（牝１歳・父：フジキセキ）




馬体重：　415ｋｇ　　馴致終了し、直線馬場のキャンターを経て現在一休み中。
　　　　　　　　　　　ちなみにこれは２番目に早い組だそうです。
デジママさん愛馬ですが、至って順調に進んでいるようです。



フォーノーワンの09（牝１歳・父：ヘクタープロテクター）




馬体重：　502ｋｇ　　馴致はビルアンドクーと同じで、現在一休み中。
ここからはご案内者Ｎさんのリップサービス？コメントです。
◆乗って良さが出るタイプで、そんな仔はレンドフェリーチェ・インディアナカーヴの
　両ディープっ仔とこの仔だけ。（本当か～？）
◆道営でデビューさせるけど、多分、他陣営からブーイングが来ると思う。
　「馬が良過ぎるから」　ですって。　　楽しみですネ～。



マニフィカートの09（牝１歳・父：ウォーエンブレム）




馬体重：　410ｋｇ　　馴致を終了し、直線馬場のキャンター調整。
体はまだ小っちゃ～でしたが、歩かせると歩様はスムーズ。
今のところ、大人しい感じでしたが、時折、気の強そうな面もチラホラ。



サイレントハピネスの09（牝１歳・父：シンボリクリスエス）




馬体重：　494ｋｇ　　馴致を終了し、この日、初めてダート直線に入ったとのこと。
初めてのダートコース入り後もケロッとしていたらしいデス。
面会中、ちょっと煩い面を見せていたのは、
仲良しの日高の馬と厩舎を離したからとのこと。
この仔の右前は外向していましたが、ま、この程度なら大丈夫でしょう。
ただ、ちょっと馬体の線は崩れていましたネ。



タックスシェルターの09（牝１歳・父：アルカセット）




馬体重：　433ｋｇ　　馴致を終えて、周回ダートコース（700ｍ）を３周。
検討馬のこの仔も、夏に引き続きご面会。
まだまだ、様子見できますし、今を急ぐ必要もなさそうデス。



マニエラの09（牡１歳・父：ネオユニヴァース）




馬体重：　450ｋｇ　　馴致を終えて、直線ダートコースでバリバリ乗り込んでいる。
体・筋肉が柔らかそうで、中～長距離向きでしょうとのこと。



アドヴァーシティの09（牡１歳・父：ディープインパクト）




馬体重：　460ｋｇ　　飛節のＯＣＤで２１日に手術・本日抜糸で舎飼中。
近々ＷＭ　→　レントゲン　→　乗り出し　となるでしょう。
元気よく歩いていましたので、そんなに心配はいらなそうデス。



オータムブリーズの09（牝１歳・父：ダンスインザダーク）




馬体重：　460ｋｇ（プラスアルファ・担当者がど忘れ？）
ただ今、馴致で背馴らしの最中。　とても人懐こい性格。
※余談ですけど、白老Ｆから来る馬は「人懐こい」か、
　「気性が荒い」かの両極端だそうで、
　荒い馬は、人が跨ろうとすると、背中を丸めて振り落とそうとするそうです。
　乗り役の間では、結構押し付けあいがあるみたいデス。



長くなりましたので、以降は＜社台ファーム・後編＞で。


牧場見学２０１０秋の陣　その３　社台ファーム・後編　へ　続く