居場所はそれぞれ利用する人の考え方があると思います。
人と交流したい、深く交流関係を築きたい気持ちや
人の会話の流れの中にいたい。特定の人とだけ話したい等など。
その場を利用する人が多くなると「期待する気持ち」が居場所にあふれてきます。
一般的に学級崩壊という事象がたくさんある現在。また、親からの苦情や意見など
電話にて個別に対応する教師の苦悩により、
クラスの空間(雰囲気)がなくなるようなニュースに挙がることと同じく、
居場所に対して個別対応を求める人が増える。
それにより「ふわっとした」存在の居場所という、お互い様の精神で
成り立っている空間が崩れていくことにつながっていく。
すぐ「どうにかする」ことや、すぐ「話し合って解決」することは
ほとんどないと個人的には思う。
少し様子を見て状況を見ると誤解だったことや、
考えすぎて、からまわりしていたことやなんとなくわかっていくこともあるので、
電話で意見をいうことやメールで意見を伝えるよりも、
せっかくだし居場所で直接、お話ししてみよう・・・・云々。
他人の意見を見聞きすることや複数人の中での会話の流れを練習する場所としての機能が居場所にはあると思う。
意見の違う他人をすぐ排除なんてないし、たとえその一瞬、自分が被害を受けたなどの気持ちも、
きっと社会に慣れていく良い経験であるはず。
なので、「居場所」という空間にどうかご理解を願いたいものです。
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