「大宮ソニックシテイ大ホール」で朝鮮民主主義共和国の日本での芸術団体、「金剛山歌劇団」の埼玉特別公演を観覧してきた。
「日本のみなさんようこそお越し下さいました」とのオープニングでドキッとする言葉で始まった。
「東日本大震災救援チャリティー」と「埼玉朝鮮初中級学校・創立50周年記念祝賀」を兼ねての公演なのだ。
プログラムを紹介したい。
第1部のプログラムに掲載されていないが、2011年2月26日開催された埼玉アジア・アフリカ・ラテンアメリカ連帯委員会の「新春のつどい」に友情出演して下さった 李 文 基(リ・ムンギ)さんのチャルメラから進化した云われる「チャンセナブ」の演奏が特別演奏されたので2月26日の演奏画像をご覧下さい。
休憩後の第2部のオープニングは幕が上がると、埼玉朝鮮初中級学校の生徒のみなさん約100名が舞台に整然と並んでいる光景には観客から「オー!」と感嘆の声が上がった。
「大震災に合われたみなさんと共に明日へ向かってがんばりましょう」との生徒からのメッセージには会場から大きな拍手が寄せられ、日頃の練習曲の歌が披露され、歌劇団の楽器と舞踊はみごとな演技でアッという間の2時間公演だった。
地震、津波は天災だが、民族の南北分断、朝鮮半島と日本では、従軍慰安婦に対する処理問題、教科書問題等等処理しなければならない問題が多々あるが、これは人災である。
早い解決のために尽力しらければならないと改めて痛感させられた公演だった。
金剛山歌劇団のみなさん、ありがとうございました。
芸術に国境は関係なく素晴らしい内容だったと思います。
チャルメラから進化したチャンセナブの演奏をはじめて聴いてみて、おだやかな音色の楽器だと感じました。