韓国で知り合った作家の戸田郁子さんが「中国朝鮮族を生きる・旧満州の記憶」という著書を岩波書店から6月24日出版され、本が今日配達された。
「[祖国から離れた自らの居場所。国と国の狭間を生きる人生・・・・。近代以降に朝鮮半島から移住した中国朝鮮族の人々が多く暮らすのはかつて[満州国]と呼ばれた地域だ。
この土地に筆者もまた吸い寄せられ、歴史のうねりの中で埋もれそうな人々の声や、そこに確かに人々の営みが存在したことを示す写真を大切に集めてきた。
聞き書きを中心に、記憶に刻まれた日本の罪過から朝鮮族の子供たちの未来まで描く、心に響くエッセイ集。」と記されている。
このエッセイの中に先刻の「ケラマツツジ」の中に出てくる奄美大島を訪問した私共三兄弟を「間島生まれの日本人三兄弟」として章をたてて書いて下さっている。
日本と中国、日本と朝鮮、韓国と中国、とりまく人間社会、過去の歴史を理解するためにもお奨めの1冊。
購入は岩波ブックオーダーで購入できる。
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/1/0238700.html
amazonでも「中国朝鮮族を生きる」で検索をすれば購入可能。
本を購入して読んでみようとかと思っています。