遠藤隆臣

状況の把握をしていなかった事も、そのひとつ。
そういったずさんな管理体制がミスを招き、事故の引き金となってしまう。

新型コロナワクチン状況

2020-07-23 08:58:08 | 日記























一件の大事故の裏には、
およそ29回の軽微な事故が起こっている。
そして、その軽微な事故の裏には、さらに300回の小さなミスが見過ごされている。
勤務状況を検証すると、
過重労働によって社員たちが慢性的に疲労している傾向があります。
当然、注意力も労働意欲も低下し、ささいなミスが頻発する。
状況の把握をしていなかった事も、そのひとつ。
そういったずさんな管理体制がミスを招き、事故の引き金となってしまう。
失敗を繰り返さない為に、
この失敗を終わりでは無く、始まりにしてください。

ハインリッヒの法則
1件の重大災害の陰には
29件のかすり傷程度の軽災害があり、
更にその陰には300件のヒヤリとした体験がある。
=労働環境や収益を上げるために起きたミスの数々

教訓1:災害を防げば傷害はなくなる。
教訓2:不安全行動と不安全状態をなくせば、災害も傷害もなくなる。
職場の環境面の安全点検整備、
特に、労働者の適正な採用、研修、監督、
それらの経営者の責任をも言及している。

ハインリッヒはこう分析しました。

人間の不安全行動と機械的物理的不安全状態が原因の災害のうち
98%は予防可能である

人間の不安全行動(88%)は、
機械的物理的不安全状態(10%)の約9倍の頻度で出現している




ワクチン開発動向【COVID-19】


国内では、
大阪大とアンジェスが共同開発するDNAワクチン「AG0301-COVID19」が、
6月30日にP1/2試験を開始しました。
対象は20~65歳の健康成人で、目標症例数は30例(低用量群15例、高用量群15例)。
アジュバントを含む同ワクチンを2週間間隔で2回、筋肉内注射し、安全性と免疫原性を評価します。
 
塩野義製薬は、
グループ会社のUMNファーマで組換えタンパクワクチンの開発を進めており、
年内の臨床試験開始に向けて厚生労働省などと協議を進めています。
KMバイオロジクスも不活化ワクチンの開発に着手しており、
年度内の非臨床試験終了が目標。
アイロムグループのIDファーマはセンダイウイルスベクターを使ったワクチンを開発中で、
9月にも臨床試験を開始する考えです。
第一三共は、mRNAワクチンの臨床試験を来年3月ごろに始めることを目指しています。
 
田辺三菱製薬はカナダ子会社メディカゴで植物由来ウイルス様粒子を使ったワクチンを開発中。
グラクソ・スミスクラインと提携し、7月中旬からP1試験を始めます。
 
日本政府は、
オックスフォード大とアストラゼネカが開発しているワクチンの日本への供給に向け、
同社と具体的な協議を進めることで合意しました。
第一三共、MeijiSeikaファルマ、KMバイオロジクスの3社と協力し、
海外から供給される原液を国内で製剤化する方向で検討が進められています。