今年度はなくなったはずの、小学校の読み聞かせですが、
諸事情により再開しました。
3月は、2回の読み聞かせがあります。
メンバーが12人なので、各自、月に1回、
どこかの学年で読むことになっています。
急なことだったので、交代なんかもあって、1年生の担当になりました。
なに読むかな。。。。といろいろ考えたのですが、
借りに行く暇もなく、手持ちの紙芝居を読みました。
この紙芝居。
教育画劇のものですが、表紙の絵があまりに渋すぎて、
敬遠していたのです。実際に読んだのは初めてです。
数年前にお知り合いになった、福知山紙芝居同好会の前会長さんより
譲り受けた紙芝居なのです。他にも、いくつかの紙芝居をいただきました。
親交のある画家やイラストレーターの方に、紙芝居の制作を依頼され、
地元に伝わる物語を、ボランティアで出張実演されているという
すばらしい団体さんなのです。
以前、私も紙芝居をご依頼いただき、制作をさせていただきました。
https://blog.goo.ne.jp/maenori3/e/400f8e229ff9c561a37508da64d66617
そこから、前会長さんと親交があり、お宅に遊びに行かせていただいた時
「たくさんオリジナルの紙芝居があるし、もう市販は使わないので」
と、いただいたものなのです。
私も、オリジナルをどんどん作りたい所ですが。。。。
仕事の方が優先するのでなかなかです。
こうして、捨てる神あれば拾う神あり。。。
うちに来て、大活躍なのでした。
1年生の子供たちといえば、
私が入るなり「紙芝居や!!!やった〜!」と大歓声をあげてくれ、
みんな集中して最後まで見てくれていました。
いっすんぼうしのお話、知ってたかなあ?
読み終わったあと、みんなに聞いてみたかったのに、楽しくて、
忘れて帰ってしまいました。
昔話を知らないで育つ子が、多いです。絵本に頼らなくとも
動いたり反応する娯楽がたくさんあるし、親も忙しいです。
でも、こうやって紙芝居で昔話を読むと、ダイレクトに
楽しんでくれている様子をみて、
「その時間、誰かが自分たちのために語りかけてくれる」ことって
やっぱり大事だよな〜と、自己満足に陥るご機嫌なおばちゃんでした^^
このところ、『凹む』ということに無縁だったのですが
久しぶりにちょっとモヤモヤしています。。。
フリーランスで仕事を始めて、気がつけば7年とか経過しています。
紙媒体のデザインの仕事がメインですので、
印刷会社に外注は、切っても切れないのです。
いくつかの外注の印刷業者の中で、ほぼメインで使っていた印刷会社N社。
遡ると、4年半ほどのお付き合いでした。
配送もゆうパックで配送時間が読めるのと、印刷用紙の品質が良い、
印刷色もわりと安定していたのですが。。。。
この半月の間に「これは明らかに印刷不良」と思われる印刷物が
2回も納品されてきました。
これまでに何百回と発注してきましたが、特に大きな問題もなく
安心して使わせてもらっていただけに、
先々週に届いた印刷物をみて
「さすがにこれは、お客さまに恥ずかしくて持っていけない」
と電話で問い合わせをしたところ、窓口の女性も
「たしかに。。。これは。。。上司に確認して折り返します」
と、おっしゃったものの、
「上司から、許容範囲内との回答で、今回に限り、割引価格で刷り直します」
との回答でした。。。。明らかに、印刷不備レベルなのに。。。
そして、すでに発注をかけていた三つ折りパンフレットも
次の週に届く。。。「なんじゃこりゃ?!」
色がおかしいというレベルではないので、続け様に問い合わせたら
クレーマーと思われるかもな;と思いつつも連絡すると、
やはり「許容範囲であり、当社はJapan colorを採用しており・・・」
誇りをもって出荷されているとのことでした。
再印刷も返金も、対象外だそうです。家庭用のプリンターでインク切れかけても
こんなにおかしな色ででたら故障だと思います。
私はこんな印刷物を、お金をいただいているお客様に持っていくのは
恥ずかしいです。
お客様には事情を説明して、他の業者で再印刷するお時間をいただきました。
もちろん、N社の印刷物はゴミです。短納期で別業者で再印刷という損害。
食べ物屋さんのパンフレットなので、写真のお食事の色がひどいと
もう話になりません。
写真は、印刷物の同じ部分を撮影したものですが、
上が当該N社の印刷物。真ん中がウチのPSプリンタで出力したもの、
下が別の業者に短い納期で発注した印刷物。
これまでの実績で、うちのPSプリンターの印刷シミュレーションに
大きなずれはないという事も、当然ですが印刷機にはそこそこ癖があり、
同じデータでも印刷機が変わったり、その日の湿度などによって、
若干の色の差が出ることも分かっていますよ。
でもね。。。。これは、本当に「許容範囲」なんでしょうか?
自信を持って、これを許容範囲とする印刷業社は、信頼できません。
これまで4年半はこんな風に思ったことなかったんですが、とっても残念です。