今年度も、読み聞かせの活動が始まりました〜!
私がスカウトした方が入ってくださったり、
若いお父さんが入ってくださったりと
今まで12名ギリギリで活動(6学年につき月2回ずつ)
していたので、ひとりずつの年間の活動回数は減るのですが
その分、内容は充実させていけるかなーと、今年もワクワクです。
今月は6年生!
珍しく、絵本です。紙芝居ではなく。
読んだのは「しあわせの石のスープ」
中国のお話です。
一緒に持って行った本は
「オオカミと石のスープ」
「せかい1おいしいスープ」
3冊を出して、その場で挙手で選んでもらいました。
圧倒的な名作、マーシャブラウンの「せかい1おいしいスープ」がこの中では
一番古い絵本で、ルーツに近いストーリーではありますが、ビジュアル的に不人気ですね(笑)
経年で色も褪せています^^;
オオカミと石のスープと、しあわせの石のスープで、クラスの半分ずつくらいに
意見が割れ、子供たちからもかなりの声が上がっていましたが。。。
最後は先生の独断と偏見で決定(笑)
ああ、技術の低さとメガネかけ忘れた事を反省です。
でも、すごくすごく、楽しんで聞いてくれていた様です。
民話、というのは本当に奥が深く、こうして本になってしまった時点で
すでに別物という気もしますが、
ポルトガル、スエーデン、中国、と(他にも多数あると思います)世界各地で同じルーツを持つ
お話が語り継がれているのは本当に面白いです。
写真左手前の「くぎのスープ」も石のスープとルーツが同じです。
絵本がなければ、こんな比較もできないし、各地で伝わっていることも
個人では知り得ることはできません。
でも、「何を伝えたいか?」は微妙に変わっているところもまた
とっても興味深いです。これが作者の意図なのか、国民性なのか^^
登場人物のキャラクター設定も、面白い本たちです。
世界の民話シリーズ「石のスープ」
他にも、たくさんの本が出ています。興味ありましたら読み比べてみてください。
おなかがぺこぺこの●●が言葉巧みにその土地の住民から感謝されつつ歓待を受ける話です。
「しあわせの石のスープ」道徳的。誰も損してない話。
「オオカミと石のスープ」狼の真の目的は?!受け入れた他の動物たちの人の良さ
「せかい1おいしいスープ」ルーツに近い、兵士が民衆を騙すけど悪い話ではない
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます